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昭和32年に池田勇人元総理大臣によって創設された、自民党の派閥「宏池会」は、現在、岸田外務大臣が会長を務め、党内で3番目の規模となる46人の国会議員が所属していて、19日夜、都内で創立60周年の記念パーティーを開きました。


この中で岸田氏は、今後も安倍政権を支える考えを強調したうえで、「安倍総理大臣がいかに卓越したリーダーでも、未来永ごう頼り続けることも許されない。『安倍時代』もいつかはあとがめぐってくるので、そのときに何をするのか、今から考えておかなければならない」と述べ、安倍総理大臣のあと政権を担うことに、重ねて意欲を示しました。


また、岸田氏は「宏池会は、『お公家集団』とやゆされたり、『政局に弱い』とか『戦闘能力に欠ける』という指摘を受けたりするが、謙虚に受け止め、政策を実行する力を蓄えなければならない」と述べました。


このあと、パーティーに出席した二階幹事長が「岸田外務大臣をもう一段上に押し上げようというのが、会場の皆さんの気持ちだろう」と述べたのに続いて、安倍総理大臣も「二階氏から『岸田氏にはもっと上を目指して頑張ってもらいたい』という話があったが、もうしばらく我慢してもらい、安倍政権を支えていただきたい」と述べ、会場の笑いを誘う場面も見られました。

#政界再編#二大政党制