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フランシスコ法王は29日、訪問先のエジプト・カイロからローマに戻る特別機の機内で記者団の取材に応じました。


この中で、挑発を続ける北朝鮮に対しアメリカが圧力を強めている状況について「事態は今、熱くなりすぎている。もし戦争になれば大勢の人の命が失われて文化やすべてが破壊され、ひどい状況になる」と述べ、双方に自制するよう求めました。


そのうえでフランシスコ法王は「交渉を仲介できる第三国はたくさんあり、その準備ができている国もある」と述べて、第三国が役割を果たすことに期待を示すとともに国連が指導力を発揮するべきだと訴え、外交的手段で事態の打開を図るよう呼びかけました。