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台湾では、同性どうしの結婚を認めていない現在の民法が、法の下での平等などを保障した憲法に違反しているかどうかの判断を求める申し立てを受け、憲法判断を行う大法官会議が審理を行っていました。


その結果、大法官会議は24日、申し立てのあった民法の規定は、憲法に違反しているという初めての判断を示したうえで、「関係機関は、この判断から2年以内に法律の修正か、制定を完成するべきだ」と言い渡しました。さらに、2年をすぎても法制化されない場合は、同性どうしのカップルも今の法律のもとで婚姻登録の手続きができるとしています。


台湾では、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちの権利の向上を求める動きが若者を中心に広がっていて、同性婚を認める内容を盛り込んだ民法の改正案が議会で審議されるなか、今回の憲法判断の行方が注目されていました。今後、同性婚の法制化が実現すれば、アジアでは初めてとなる見通しです。

#LGBT