https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


トランプ大統領の娘イバンカ氏の夫のクシュナー上級顧問は、去年12月に当時のロシアの駐米大使らと接触していたほか、去年6月には大統領の長男のジュニア氏がロシア人の弁護士らと面会した際にも同席していたことがわかっています。


クシュナー氏は24日、議会上院の情報委員会の非公開での聞き取り調査に応じました。クシュナー氏はそれに先立って声明を出し、ロシア大使との接触について「大統領選挙中や政権移行期には多くの人から接触があり、そのごく一部にすぎず、選挙にも影響はなかった」と主張しています。


また、ロシア人の弁護士との面会については「選挙に関わる内容はなく、時間のむだで途中で退出した」と説明したうえで、一連の疑惑について「どこの外国政府とも共謀していないし、不適切なやり取りもない」としています。


聞き取りのあとクシュナー氏は記者団に対しても「私の行動はすべて適切だった」と述べて、疑惑を全面的に否定しました。


クシュナー氏のこうした立場表明について、民主党からは「クシュナー氏の説明はこれまでも二転三転している」と批判する声が上がっていて、ロシア疑惑をめぐる調査や捜査の行方は今後も大きな関心を集めることになりそうです。

クシュナー上級顧問の議会での聞き取り調査に先立って、トランプ大統領ツイッターで「1年も調べているのに見つかった証拠はゼロだ」とか「なぜ、議会の委員会や捜査官たちは『いかさまヒラリー・クリントン』の犯罪やロシアとの関わりについて調べないのか」などと相次いで書き込み、ロシア疑惑をめぐる調査や捜査を批判し、不満をあらわにしました。

アメリカで去年の大統領選挙でのトランプ陣営とロシアとの関係をめぐる疑惑への追及が強まっていることについて、ロシアのラブロフ外相は24日、外国メディアとのインタビューの中で「アメリカの政治家は集団ヒステリーに陥っているようだ」と批判しました。


そのうえで、ラブロフ外相は「証拠は一つも示されていない」と述べ、ロシアが疑惑を持たれているのは不当だとする立場を重ねて強調しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170724#1500892776

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170719#1500460579
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170714#1500028660


エルサレムにあるイスラム教の聖地で今月14日、イスラエルの治安部隊と武装したパレスチナ人の間で銃撃戦が起きたことをきっかけにイスラエルが検問所を設置し、これにパレスチナをはじめイスラム諸国が反発して、抗議活動などが広がっています。


国連の安全保障理事会では24日、国連で中東問題を担当するムラデノフ特別調整官が出席して非公開の会合が開かれました。
会合の後、ムラデノフ特別調整官は記者団に「今週の金曜礼拝までに今の危機が解決されなければ危険性は高まるだろう」と述べ、イスラム教徒の集団礼拝で集まった人たちがデモを行うことが少なくない金曜日までに事態を沈静化するよう呼びかけました。


これに対して、イスラエルのダノン国連大使は「聖地には誰が礼拝に来ても構わないが、安全を確保するために必要な措置はとる」と述べており、国際社会の懸念が深まる中でも、イスラエルが国連の呼びかけに応じるかは見通せない状況です。


こうした批判を受けて、イスラエルのネタニヤフ政権は25日未明、緊急の閣議を開き、聖地の出入り口に設置した検問所を撤去することを決めました。一方で、聖地の安全を確保するため、別の対策を講じることも決定し、高性能の監視カメラを新たに設置すると見られています。


今回、懸案となっているイスラム教の聖地は、ユダヤ教にとっても重要な聖地で、過去には聖地の混乱をきっかけに「第2次インティファーダ」と呼ばれるイスラエルパレスチナの間の暴力の応酬に発展したこともあります。


パレスチナ側では検問所に代わって、監視カメラが設置されることに反発する受け止めもあり、混乱が収拾に向かうかどうかは、まだ見通せない状況です。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170724#1500892783