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週刊現代」によると、今や金正恩政権はロシアの傀儡政権と言っても過言ではないという。今月3日に行った6回目の核実験では、事前に連絡を受けていたらしく、国境近くのロシア側住民は事前に避難していた。難易度が高い核実験場の工事も「プーチン系企業」が請け負った可能性が高く、核実験は北とロシアの「合作」のようなものだという。


 さらに驚くことに、北―ロシア間の鉄道の地下には、金正恩一族が亡命するためのトンネルまで建設されていて、軍用機などを使って亡命先のノルウェー領まで連れて行く“手はず”になっているという。

 アメリカや日本は、中国に対して「北朝鮮に影響力を行使しろ」と迫っているが、北朝鮮危機の本当のキーマンはロシアのプーチンのようだ。


週刊現代」の記事に登場する筑波大の中村逸郎教授(現代ロシア政治)が言う。


「日本ではメディアがロシア語を読もうとしないため、ロシアが北をどう見ているかはほとんど報道されません。歴史的にも露朝は人的交流があり、ロシア国民は北朝鮮国民にシンパシーを感じています。そもそも戦後、北朝鮮政権をつくったのはソ連です。2012年には北のロシアへの債務1兆2000億円の9割を帳消しにしています。身内の借金をチャラにするような感覚です。安倍首相がプーチンに“北への圧力”を訴えることは、“あなたの子をやっつけよう”と言っているようなものです。北は中国とは違って、ロシアとは緊密に連絡を取っています。金正恩自身もプーチンと会話をしていると思います」


アメリカ国防総省は23日、グアムのアメリカ軍基地を飛び立ったB1爆撃機が沖縄のアメリカ軍基地のF15戦闘機とともに北朝鮮の東方沖の国際空域を飛行したと発表しました。


国防総省は今回の飛行について、「今世紀にはいって爆撃機などが北朝鮮沖の最も北側まで飛行した」としています。


国防総省のホワイト報道官は「北朝鮮の脅威を打ち負かすために多くの軍事的な選択肢があることを見せて、アメリカの決意を示すものだ」と述べました。


トランプ政権は北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源を絶つための制裁を強化する一方で、外交的な努力が失敗すれば軍事的な選択肢をとる可能性もあると高官が繰り返し表明していて、今回の爆撃機の飛行も北朝鮮を強くけん制する狙いがあります。