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トランプ大統領は24日、みずからに批判的な発言を繰り返す与党共和党のコーカー上院外交委員長が、来年の議会選挙に立候補しないことについて、みずからのツイッターに「私が支持しないから立候補できなくなった」と投稿し、コーカー議員を攻撃しました。これに対し、コーカー議員もみずからのツイッターに「偽りばかりの大統領がまたうそをついている」と書き込み反撃しました。


その後もトランプ大統領ツイッターにコーカー議員のことを「軽薄な議員」「無能な外交委員長」などと相次いで投稿するなど激しく攻撃し、コーカー議員も記者団に対し、「アメリカを最も劣化させた大統領として記憶されるだろう」と述べるなど応酬が続いています。


コーカー議員は以前はトランプ大統領を支持し、国務長官の候補に取り沙汰されたほどでしたが、最近はトランプ政権の北朝鮮政策などをめぐって大統領を公然と非難するなど反発を強めています。


今後、議会ではトランプ政権が経済政策の柱とする税制改革など重要法案の審議を控えていますが、共和党の有力議員との激しい対立によって法案の成立へ向けてカギを握る共和党との関係に影響が出る可能性も出ています。


米与党共和党のフレーク上院議員は24日、上院本会議で演説し、トランプ大統領の「向こう見ずで尊厳を踏みにじる振る舞い」は民主主義の危機だと批判。「もう十分だ。私は共犯者にはならない」と述べ、来年の議会選に出馬せず任期満了で引退すると表明した。


 フレーク氏は共和党議員の多くが政治的な損害を恐れ、民主主義を破壊し国益を損なうトランプ氏の行動を看過していると指摘。「沈黙し、行動しないのは誤りだ」と訴えた。


 フレーク氏は共和党の「反トランプ派」の急先鋒として知られるが、トランプ氏の支持基盤である右派から突き上げられて再選が危ぶまれていた。