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選挙が終わっても、ゴタゴタの好きな民進党の体質は変わらないようだ。「自分たちの議員生命さえ維持できればいい」と考えるからだろう。この際、民進党にはだれのための国会議員であるかをしっかり意識してもらいたい。

そのうえで有権者は自公の連立政権に軍配を上げたが、野党よりはややましという消極的な支持にすぎない。自民党に取って代われる受け皿さえあれば、簡単に見限る程度の支持であることは、都議選で身に染みたはずだ」と言及する。

さらに東京新聞は「合流組に対し、違憲の疑いが強い安全保障関連法や憲法改正を支持するよう踏み絵を迫り、排除の論理を打ち出した」とも指摘している。しかし排除の論理で考え方の違う議員を選別した結果、選挙戦自体が分かりやすくなった。だからこそ立憲民主党も生まれたのである。


その点を東京新聞はどう考えているのか。社説を担当する論説委員たちの論議が、不十分である気がしてならない。


続けて東京社説は「政治理念や政策よりも、小池人気にあやかることが結集軸のようにも見えた。多様な言論を認めない不寛容を印象付けたのも、都民ファの体質に似ているといえる」と批判する。


だが、理念と政策抜きで小池人気だけ集まってきた議員連中を選別したのが、排除の論理であることを忘れないでほしい。

そのうえで読売社説は排除の論理の是非をこう論じていく。


「疑問なのは、憲法改正や安全保障関連法容認を掲げた公約を認めて、公認を得て当選しながら、なお反発する議員がいることだ」


「同じ党に所属する以上、基本理念と政策の一致は欠かせない。小池氏の発言に行き過ぎがあったとはいえ、路線や政策などでの選別自体は否定すべきではない」

民進党やその前身の民主党は、保守派と革新派とが同居する寄り合い所帯だった。それが最大の欠点であった。それゆえ党としての安定性に欠いていたのである。だから一度は政権を取りながら、内紛を繰り返してきた。


単純に排除の論理を否定する東京新聞の社説とは違い、読売社説は物事の是非の判断がきちんとできている。


続けて「離党や解党に言及する落選者もいる。『小池人気』にすがって入党したのに、全責任を小池氏にかぶせるのは身勝手ではないか」とも訴えている。これも納得できる。


希望の党は、今回の衆議院選挙で当選した50人に、民進党の前原代表を加えた51人で、新たな会派「希望の党・無所属クラブ」を結成し、30日に衆議院の事務局に届け出ました。


立憲民主党は、今回の衆議院選挙で当選した55人から、みずからの元秘書に性的な嫌がらせをしたなどと週刊誌で報じられた青山雅幸氏を除いたうえで、無所属で当選した山尾志桜里氏を加えた55人で、新たな会派「立憲民主党・市民クラブ」を結成し、30日に衆議院の事務局に届け出ました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171029#1509274083
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171029#1509274087
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171021#1508582472
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171018#1508322759


ことし8月に民進党を除籍された無所属の藤末健三参議院議員と、先週、民進党を離党した無所属の平山佐知子参議院議員の2人は、新たな会派「国民の声」を結成し、30日、参議院の事務局に届け出ました。


このあと、藤末氏は国会内で記者会見し、「われわれに与党・野党という立ち位置はなく、議論を行うことによって政策を実現する当たり前の国会の機能を取り戻したい。ある程度の仲間が集まり、予算委員会などで議論できる状況を早く作りたい」と述べました。

#政界再編#二大政党制