NATO軍事演習でトルコ大統領を「敵」表示 #nhk_news https://t.co/MY5joexe1A
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月17日
トルコのエルドアン大統領は17日、首都アンカラで開かれた与党の会議で演説し、この中でNATOが16日にノルウェーで行ったコンピューターを使った軍事演習で、みずからの名前やトルコ建国の父アタチュルクの写真が「敵」として表示されていたことを明らかにしました。
エルドアン大統領は「仲間の中にこのようなことをする人がいるのは残念だ」と強い不満を表明し、トルコ軍は演習に参加していた兵士40人を引き揚げました。これを受けて、NATOのストルテンベルグ事務総長は声明を出し、「非礼をおわびする。ノルウェー政府に雇われた民間人が個人的に関わったもので、NATOの見解を反映したものではない。トルコは大事な同盟国だ」と謝罪しました。
トルコはことし7月、ロシアから最新鋭の地対空ミサイルシステムを購入することを決め、ほかの加盟国が懸念を示すなど、NATOとの間でぎくしゃくした関係が続いています。