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イスラエルのネタニヤフ首相は11日、ベルギーのブリュッセルで開かれたEU外相会議に招かれ、各国外相と意見を交わしました。


ネタニヤフ首相は会議を前に会見し、アメリカのトランプ大統領エルサレムイスラエルの首都と認めたことについて、「和平を阻害するどころか可能にするものだ。現実を認めることが和平の本質であり基礎だ」と述べ、ヨーロッパ各国もエルサレムを首都と認めるよう求めました。


これに対して、EUのモゲリーニ上級代表は会議後の会見で、イスラエルと将来のパレスチナ国家の2国家共存の原則に基づく解決を支持するという、EU側の立場を伝えたことを明らかにしました。そのうえで、「エルサレムの地位が当事者間の直接交渉を通じて最終的に確定するまで国際的な合意を尊重する」と述べて、アメリカの動きには一切くみしない考えを改めて示しました。


EUは来年1月にはパレスチナ暫定自治政府アッバス議長をブリュッセルに招き、EUの立場を改めて伝える方針です。