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ロシアの中央選挙管理委員会は25日、来年3月に行われる大統領選挙に立候補しようと手続きを始めた野党勢力の指導者ナワリヌイ氏について、ことし2月に横領の罪で有罪判決を受け、被選挙権を有していないとして、立候補を認めないことを決定しました。


この決定を受けて、有罪判決そのものを「でっち上げだ」としてきたナワリヌイ氏はインターネット上にビデオメッセージを投稿し「選挙に参加するのは、プーチン氏とプーチン氏がみずからの脅威にならないと選んだ候補者だけだ」と批判し、選挙のボイコットを呼びかけました。


ナワリヌイ氏はことし3月にプーチン政権の汚職を追及するデモを呼びかけ、ロシア全土で1万人以上がデモに参加するなど若者を中心に一定の支持を集めてきました。


今回の決定に先立つ今月14日、プーチン大統領は記者会見でナワリヌイ氏について「国を不安定化させようとしている」と述べ、立候補の動きをけん制しており、政権側が野党勢力の動きに神経をとがらせている様子がうかがえます。