ロシア 野党勢力指導者を拘束 デモ阻止が狙いか #nhk_news https://t.co/JxxZUi2IBW
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月26日
ロシアの野党勢力の指導者、ナワリヌイ氏は25日、モスクワ市内で治安機関の職員らによって突然、身柄を拘束されました。
支持団体の広報担当者は、拘束された理由について「ことし１月下旬に行ったデモを口実にしているが、裁判所が認めたものではない」と反発しています。
ロシアの若い世代の間で支持を集めるナワリヌイ氏は、ことし３月の大統領選挙に立候補しようとしましたが、過去の有罪判決を理由に却下されました。
ロシアでは、プーチン政権がことし６月、年金の支給開始年齢の引き上げを決めたことに国民の不満が高まり、80％近かったプーチン大統領の支持率が60％台の前半にまで落ち込んでいます。
ナワリヌイ氏が来月９日、モスクワ中心部の大通りで、年金の支給開始年齢の引き上げに反対する３万人規模のデモを計画し、当局に申請書を提出していたことから、当局がデモを阻止するため一時的に拘束したのではないかという見方が強まっています。
