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ムン大統領は、今回の合意や詳しいやり取りについて、来週24日、国連総会に合わせてニューヨークで開かれる米韓首脳会談で、アメリカのトランプ大統領に直接説明することにしています。

ピョンヤンを訪れているムン大統領は、19日夜、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とともに、およそ15万人が参加する大規模なマスゲームを観覧しました。

マスゲームは「輝く祖国」という演目で、ことし4月の南北首脳会談の映像やピョンヤンと韓国南部のプサン(釜山)を結ぶ列車が人文字で映し出され、南北融和を強調する内容でした。

一方、「社会主義万歳の声」や「わが軍隊の伝統は百戦百勝」といった、北朝鮮の体制を称賛するスローガンも登場しました。

終盤にはムン大統領も演説し、今回の共同宣言を引用して「私たちの山河を、永久に核兵器と核の脅威がない平和の地にする」と述べました。

その一方で、ムン大統領は、北朝鮮を訪れた印象について「困難な時期も自尊心を守り、ついにみずから起き上がろうとする不屈の勇気を見た」などとたたえました。

韓国メディアによりますと、韓国の大統領が北朝鮮の大勢の国民を前に演説したのはこれが初めてだということです。

北朝鮮マスゲームは、全体主義の象徴だという指摘もあり、2007年に当時のノ・ムヒョン盧武鉉)大統領が観覧した際は韓国国内で批判も受けました。

また、観覧に先立ち、ムン大統領は、北朝鮮の最高指導者を専門的に描く画家らの組織でプロパガンダ活動の中心となっている「マンスデ(万寿台)創作社」を訪れました。

これについて、韓国大統領府は「芸術作品の観覧だ」と説明していますが、マスゲーム観覧や演説内容とともに、韓国では保守派の野党などから批判の声が出る可能性があります。

「マンスデ創作社」はピョンヤン市内にある芸術家たちが創作活動を行う組織で、北朝鮮でもっとも高い技術を持つ画家や彫刻家などが所属しています。

2007年には南北首脳会談のため訪朝したノ・ムヒョン大統領も足を運びました。

キム・イルソン(金日成)主席やキム・ジョンイル金正日)総書記の銅像肖像画など最高指導者に関する芸術作品はすべて「マンスデ創作社」が手がけているといわれ、国威発揚の役割も担い、プロパガンダの中心的な存在です。

ただ「マンスデ創作社」はアフリカでも銅像を立て、北朝鮮の外貨収入の1つになっていたことから、おととし11月に国連安全保障理事会で採択された制裁決議によって北朝鮮からの銅像の輸入は禁止されています。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、20日朝、この共同宣言の全文を掲載してその内容を初めて伝え、キム委員長がムン大統領との共同発表の場で「朝鮮半島核兵器も核の脅威もない平和の地にするために積極的に努力していくことを確約する」と述べたとして、非核化の意思に変わりがないことを強調しました。

また、キム委員長とムン大統領が19日夜、そろって観覧した大規模なマスゲームについて「民族大団結の威力で、平和と繁栄の新しい歴史を輝かせようとするわが国民と同胞の意志だ」と伝え、南北の一体感を演出しています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/19/200038

これについてトランプ大統領は19日、ホワイトハウスで記者団に対し「とてもいい知らせだ。北朝鮮に関して大きな進展があった」と述べ、歓迎する考えを示しました。

そのうえで「私が大統領に就任する前は北朝鮮と戦争になるだろうと思われていた。しかし今ではミサイルや核の実験も行われなくなるなど、いいことがたくさん起きている。情勢はとても落ち着いた」と述べました。

11月に中間選挙を控えるトランプ大統領としては、非核化に向けた交渉が難航していると批判される中、交渉が進展していると強調し、みずからの成果をアピールする狙いがあると見られます。

ただ、アメリカ政府は核施設の申告など北朝鮮の非核化に向けた具体的な措置が必要だという立場を崩していません。

トランプ大統領は、来週の米韓首脳会談などで韓国側から直接、詳しい説明を聞き、2回目の米朝首脳会談の開催も含め、今後の対応を検討するものと見られます。

ポンペイオ長官は19日、南北首脳会談について、北朝鮮のニョンビョン(寧辺)にあるすべての施設をアメリカとIAEA国際原子力機関の査察官の立ち会いの下で閉鎖することを確認したほか、トンチャンリ(東倉里)のミサイルのエンジン実験場をアメリカなどの査察官の立ち会いの下で廃棄することを決めたとして、歓迎する声明を発表しました。

そのうえで「米朝関係を変えるための交渉を直ちに行う用意がある」として、国連総会が開かれているニューヨークで来週、ポンペイオ長官と北朝鮮のリ・ヨンホ外相が会談することや、北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表と北朝鮮の代表が、オーストリアのウィーンで、できるだけ早く会談することを北朝鮮側に提案したと明らかにしました。

さらにポンペイオ長官は「北朝鮮を迅速に非核化し、2021年1月までに完了させる」として、トランプ大統領の1期目の任期が終わる2021年1月までに北朝鮮の非核化を実現するという目標を明確にしました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/18/200034_1田中宇
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韓国のムン・ジェイン大統領は、北朝鮮訪問の最終日となる20日、午前6時半すぎにピョンヤンの宿泊先を出発し、多くの市民が沿道に出て花などを振って見送る中、空港に向かいました。

空港では、指導部のメンバーらとあいさつを交わしたあと、特別機に乗り込み、北朝鮮と中国の国境に位置するペクトゥ(白頭)山に向かいました。

ペクトゥ山は、北朝鮮キム・ジョンイル金正日)総書記が生まれた場所とするなど、「民族の聖地」と呼ぶ場所で、今回の訪問は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の提案で実現しました。

現地で、ムン大統領はキム委員長と合流し、山頂のカルデラ湖などを見学しました。

両首脳としては、北朝鮮の「民族の聖地」とされる場所をそろって訪れることで、さらなる信頼醸成を図るとともに南北は同じ民族だとアピールし、非核化などをめぐる問題にともに取り組む姿勢を強調する狙いがあるとみられます。

韓国大統領府によりますと、ムン大統領は、キム委員長と昼食を取ったあと、特別機で韓国に戻る予定だということです。

韓国のムン・ジェイン大統領は20日午前、北朝鮮で「民族の聖地」とされる北部のペクトゥ(白頭)山を訪れ、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と、山頂のカルデラ湖などを見学しました。

ムン大統領は、キム委員長と昼食をともにしたあと帰路につき、午後5時半すぎ、ソウル近郊の空港に到着し、北朝鮮での3日間の日程を終えました。

ムン大統領はこのあと、今回の首脳会談のためにソウルの中心部に設けられたプレスセンターを訪れ、記者会見を行い、国民に対して首脳会談の成果について説明することにしています。

今回の首脳会談で署名された「ピョンヤン共同宣言」では、北朝鮮側がアメリカが相応の措置を取れば、ニョンビョン(寧辺)にある核施設を閉鎖する用意があることなどを表明しており、ムン大統領が北朝鮮の非核化に向けた取り組みなどにどのように言及するのか、注目されます。

また、ムン大統領は、来週24日、国連総会に合わせてニューヨークでアメリカのトランプ大統領と会談し、キム委員長とのやり取りなど南北首脳会談の結果を直接、伝える予定です。

韓国のムン・ジェイン文在寅)大統領は、3日間にわたる北朝鮮訪問を終えてソウルで記者会見を開き、「キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長は早期に完全な非核化を終え、経済発展に集中したいという希望を明らかにした」と述べてキム委員長の非核化への意思は確かだと評価したうえで、共同宣言で表明された核やミサイル施設の「永久に廃棄」は、アメリカが求める完全かつ検証可能な非核化に通じるとしました。

そのうえでムン大統領は「キム委員長は、非核化を進めるため、ポンペイ国務長官の訪朝とトランプ大統領との2度目の首脳会談が早く開かれることを期待していた。私は、アメリカが北の意思や立場も考慮して対話を早期に提起することを望む」と述べ、今後、トランプ政権に北朝鮮との対話を進めるよう働きかける考えを示しました。

韓国のムン大統領は、3日間の北朝鮮訪問を終えて、20日夕方、ソウルに戻り、韓国政府が設けたプレスセンターで内外の記者たちとの会見を開きました。

この中で、ムン大統領は、キム委員長と長い時間にわたって非核化をめぐって意見を交わしたと説明し、「キム委員長は早期に完全な非核化を終え、経済発展に集中したいという希望を表明した」と述べ、キム委員長の非核化を進める意思は確かだと評価しました。

そのうえで、共同宣言で表明された核やミサイル施設の「永久に廃棄」は、アメリカが求める完全かつ検証可能、不可逆的な非核化と同じ意味だとしました。

また、先に北朝鮮が爆破したプンゲリ(豊渓里)の核実験場に関して、キム委員長が「われわれの唯一の核実験場を完全に閉鎖したものであり、いつでも検証を受け入れることができる」と述べたと明らかにしました。

そして、ムン大統領は「キム委員長は、非核化を進めるため、ポンペイ国務長官の訪朝やトランプ大統領との2度目の首脳会談が早く開かれることを期待していた。私は、アメリカが北の意思や立場も考慮して対話を早期に提起することを望む」と述べ、今後、トランプ政権に北朝鮮との対話を進めるよう働きかける考えを示しました。

ムン大統領は、来週24日、国連総会に合わせてニューヨークでアメリカのトランプ大統領と会談する予定で、20日の会見で、「共同宣言に盛り込まれなかった部分をトランプ大統領に伝える。われわれは、年内の終戦宣言を目標にしていて、首脳会談でも再び議論したい」と述べて、米朝間の仲介役を果たすことに意欲を示しました。

韓国大統領府は、ムン・ジェイン文在寅)大統領の北朝鮮訪問に合わせて、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長から、およそ2トンのまつたけが贈られ、20日午前、韓国に到着したと発表しました。

このまつたけは、来週の「チュソク」と呼ばれる旧暦のお盆までに、朝鮮戦争などで南北で離れ離れとなった離散家族のうち、高齢の4000人に500グラムずつ配られることになっています。

まつたけには、「北の山河の香りが感じられるまつたけが、肉親を思う離散家族の皆さんにとって少しでも慰めとなってほしい」とのムン大統領のメッセージが添えられるということです。

北朝鮮は、2000年にキム・デジュン(金大中)大統領、2007年にノ・ムヒョン盧武鉉)大統領が訪朝した際にも、韓国側にまつたけを贈っています。

南北首脳会談について、アメリカのポンペイ国務長官は19日に発表した声明で、北朝鮮のニョンビョン(寧辺)にある核施設の閉鎖や、トンチャンリ(東倉里)にあるミサイルのエンジン実験場の廃棄の際には、アメリカも立ち会うという認識を示しています。

これに関して、ポンペイオ長官は19日放送されたFOXニュースのインタビューで、「さらに一歩進むことができた。われわれは北朝鮮の計画の重要部分を現場で検証することになり、これはよいことだ」と述べて、会談で前進があったと改めて強調しました。

ただ、ポンペイオ長官は、アメリカも立ち会うという認識の根拠については今のところ明らかにしていません。

中国の王毅外相は20日に北京で開かれたイベントで南北首脳会談の結果について、「熱烈に祝い、支持する」と述べたうえで、「ことしは朝鮮戦争の休戦協定の締結から65年であり、平和が遅れてやってきているが、この得がたいチャンスを絶対に逃してはならない」と主張しました。

また、「朝鮮半島の非核化と平和体制の構築を同時に推進し達成する必要がある」とも述べ、非核化と並行して、朝鮮戦争終戦宣言や平和協定の締結に向けた協議も進めるべきだという立場を示しました。