https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

今月2日、サウジアラビア政府を厳しく批判してきたサウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の行方がわからなくなり、トルコ政府は、イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の中で殺害されたと見られると指摘しています。

これについてアメリカのトランプ大統領は10日、ホワイトハウスで記者団に対し「カショギ氏は総領事館に入ったのを目撃されているが誰も出てきたのを見ていない。誰が関与したのか調べなければならない」と述べたうえで、サウジアラビア政府に対して、複数回にわたり真相究明を求めていることを明らかにしました。

さらにトランプ大統領は「これはとんでもない話だ。カショギ氏の婚約者から手紙をもらい連絡を取っている」と述べ、近くカショギ氏の婚約者をホワイトハウスに招待する考えを示しました。

アメリカの主要紙にも寄稿していた著名なジャーナリストであるカショギ氏の行方をめぐっては、国際社会から真相究明を求める声が高まっており、トランプ政権としても、サウジアラビア政府に対して厳しい態度で臨むことで、この問題に厳正に対処する姿勢を示したものと見られます。

今月2日、サウジアラビア政府を厳しく批判してきたサウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が、滞在先のトルコのイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館を訪れたあと行方がわからなくなり、トルコ政府は館内で殺害されたとみられると指摘しています。

これについてアメリカの有力紙ワシントン・ポストの電子版は10日夜、アメリカの情報機関がサウジアラビア政府高官の会話を傍受した内容として、サウジアラビアムハンマド皇太子がアメリカ在住のカショギ氏をサウジアラビアに帰国させたうえで、拘束するよう指示していたと伝えました。

指示した時期については明らかにしていませんが、ワシントン・ポストは、カショギ氏の行方がわからなくなっていることについて、サウジアラビア政府の関与を示唆するものだとしています。

カショギ氏をめぐっては、アメリカのトランプ大統領サウジアラビア政府に真相究明を求めていて、政府を批判するジャーナリストがヨーロッパの各国で相次いで殺害されるなど、自由な報道への懸念が高まる中で、国際的な関心が集まっています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/09/200324