日本の核兵器廃絶決議案 米も支持せず #nhk_news https://t.co/wQ3ggcymOZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年11月2日
ニューヨークの国連本部では1日、軍縮問題を話し合う第1委員会が開かれ各国が提案した核軍縮に関する決議案の採決が行われました。
日本は、25年連続で核廃絶を呼びかける決議案を提出し、核保有国が核軍縮に取り組み、非保有国は今後も核兵器を持たないことを定めたNPT=核拡散防止条約の意義を再確認することなどを呼びかけました。
一方で去年、国連本部で採択された核兵器禁止条約については直接言及しませんでした。
採決の結果、160か国の賛成多数で決議は採択されました。
しかし核兵器禁止条約に触れない決議案は不十分だとして核兵器の非保有国のオーストリアなどが棄権に回りました。さらに核保有国のアメリカも決議案は世界の安全保障の環境の変化を反映していないとして棄権しました。
日本は、唯一の戦争被爆国として、核兵器の保有国と非保有国の橋渡し役を務め核軍縮を主導することを目指していますが、双方から賛同が得られず日本の立場が問われる厳しい結果となりました。