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中国上海では、5日から輸入をテーマにした初めての博覧会が始まり、開幕式で習近平国家主席が演説しました。

この中で習主席は「保護主義単独主義が台頭し、経済のグローバル化は岐路に立たされていて、多国主義と自由貿易体制は打撃を受けている」と述べ、中国との貿易摩擦が激しくなっているアメリカのトランプ政権をけん制しました。

そのうえで、ことし、中国が改革開放政策を打ち出して40年の節目を迎えることに触れ「中国の門戸は閉じられることはなく、ますます大きく開かれる」と述べ、市場を今後、さらに開放していくと強調しました。

今回の博覧会は、巨大市場を対外的にPRしようと、中国政府が国家行事として初めて開催するもので、170の国や地域などから3600を超える企業が出展します。

なかでも日本は、参加国のなかで最も多い450を超える企業や団体が参加していて、安倍総理大臣が先月、中国を訪問するなど、政治面で中国との関係改善が進むなか、さまざまな商品を売り込むことにしています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/04/200230(中国 パキスタンと“一帯一路”協力確認 財政支援も)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/26/200230(中国 李首相 一帯一路などで日本に連携呼びかけ)