中国 パキスタンと“一帯一路”協力確認 財政支援も #nhk_news https://t.co/nxvABsr2lA
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年11月3日
中国の李克強首相は、ことし８月の就任以来、初めて中国を訪れているパキスタンのカーン首相と３日、会談しました。
中国外務省によりますと、両首脳は巨大経済圏構想「一帯一路」の一環で、大規模なインフラ整備を行う「経済回廊」の建設を継続して進めることを確認したということです。
また中国は、厳しい財政状況に陥っているパキスタンに支援を行う方針を示し、具体的な支援策は今後協議していくとしています。
パキスタンは貿易赤字の拡大などに伴って財政状況の悪化に歯止めがかからず、先月、サウジアラビアから支援を取り付けたほか、ＩＭＦ＝国際通貨基金にも支援を要請しています。
中国としては、支援によって「一帯一路」の拠点として重視するパキスタンとの関係を維持する狙いがあるとみられます。
また中国は、パキスタンからの輸入の拡大などにも努める考えを示し、インフラ建設に重点を置いた中国の経済協力の在り方に対する批判をかわす狙いもあるとみられます。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/03/200305（「タリバンの父」パキスタンの宗教指導者殺害 和平に影響か）
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/01/200215（インド周辺の国々では、中国が巨大経済圏構想「一帯一路」を推進するため、港湾や道路などのインフラ整備を進めているほか、インド洋に海軍の艦艇を展開させ急速に影響力を強めています。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/30/200230（中国、南シナ海「共同開発を」 対立のフィリピンに接近）
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/26/200230（中国 李首相 一帯一路などで日本に連携呼びかけ）
