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ロシアはことしに入って外相や上院議長を相次いで北朝鮮に派遣して、プーチン大統領とキム委員長の初めての首脳会談に向けて調整を進め、早ければ年内の実現を目指してきました。

これについてロシア大統領府のウシャコフ補佐官は7日、記者団から「キム委員長のロシア訪問は年内か、それとも来年か」と問われたのに対し、「来年には可能になると期待している」と答え、年内の首脳会談の実現は難しいとの見通しを初めて示しました。

アメリカと北朝鮮の間で非核化をめぐる協議が難航し、2回目の米朝首脳会談に向けた調整が続いていることなどが背景にあるとみられ、ロシアと北朝鮮の首脳会談は来年になる見通しが強まったと受け止められています。

アメリカのポンペイ国務長官と、北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の側近のキム・ヨンチョル副委員長は、今月8日にニューヨークで会談する予定でしたが、前日になってアメリカ側から延期が発表されました。

これについて、韓国のカン・ギョンファ外相は8日、国会の委員会で「アメリカ側の連絡によると、北側から『日程が慌ただしいので延期しよう』と説明があったということだ」と述べて、北朝鮮が延期を打診してきたと明らかにしました。

キム・ヨンチョル副委員長については、ニューヨークに向かう前日に飛行機の予約がキャンセルされていて、会談の延期を急きょ決めたものとみられますが、北朝鮮の狙いについては明らかになっていません。

一方、カン外相は、アメリカ議会の中間選挙の結果について「米韓関係や北朝鮮の核をめぐる協力については、議会から超党派の支持を受けてきたので、大きな変化はないだろう」と述べました。

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