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ロシア外務省のモルグロフ次官は、11日、アメリ国務省北朝鮮問題を担当するランバート特使とモスクワで会談し、ロシアのメディアなどによりますと、今月末に2回目の米朝首脳会談が予定されるのを前に、朝鮮半島情勢をめぐるアメリカの政策などについて伝えたということです。
またモルグロフ次官は、中国の孔鉉佑外務次官とも会談を行い、北朝鮮問題をめぐって、一層共同歩調をとることを確認したということです。

さらに、ロシア議会上院で国際問題を担当するコサチョフ委員長は、ロシアに駐在する北朝鮮キム・ヒョンジュン大使と会談し、去年起きた災害の人道支援として北朝鮮に5万トンの小麦を送る計画などを話し合ったとしています。

ロシアは、2回目の米朝首脳会談の開催が決まったことを受けて、プーチン大統領キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長とのはじめての会談に向けた調整を急ぐとともに、関係国との会談を重ねることで北朝鮮問題におけるロシアの存在感を示すねらいもあるとみられます。

ベトナム外務省は11日、ファム・ビン・ミン副首相兼外相が12日から14日までの日程で北朝鮮を訪問すると発表しました。

ベトナム外務省は訪問の目的など詳しいことは明らかにしていませんが、2回目の米朝首脳会談が今月27日と28日にベトナムの首都ハノイで開かれることから、ミン副首相兼外相は、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の警備やベトナム指導部との会談などについて、北朝鮮指導部と調整を進めるものとみられます。

北朝鮮にとって、ベトナムは伝統的な友好国の1つです。ベトナムが南北に分断されていた1958年には、北朝鮮のキム・イルソン(金日成)主席が北ベトナムを訪問し、その後のベトナム戦争北朝鮮社会主義陣営の一員として参戦しています。

一方、ベトナムは、社会主義体制を維持しつつも経済を開放する路線にかじを切り、かつて戦争をしたアメリカとも貿易を拡大して発展を続けています。

このため、今回の首脳会談の開催地としてベトナムが選ばれた背景には、トランプ大統領がキム委員長に対し北朝鮮も核を放棄すればベトナムのようになれる」と強調するねらいもあるとみられています。

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