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アメリカのポンペイ国務長官は7日、北朝鮮の首都ピョンヤンを訪れ、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と3時間半にわたって会談しました。

このあと韓国を訪れたポンペイオ長官はムン・ジェイン文在寅)大統領にキム委員長との会談の結果を説明しました。

韓国大統領府によりますと、ポンペイオ長官はキム委員長と、2回目の米朝首脳会談を出来るだけ早く開く方向で一致したということです。

そして北朝鮮の非核化の具体的措置やアメリカが取る「相応の措置」に関して意見を交わしたとしていて、北朝鮮側が求める朝鮮戦争終戦宣言に関しても協議したとみられます。

またアメリ国務省によりますと、北朝鮮が先に一方的に進めたプンゲリ(豊渓里)の核実験場の爆破について、アメリカ側の調査を受け入れる意向を示したということです。

ただ首脳会談の開催に向けては非核化の進め方などをめぐり依然、課題が残っている模様で、今後、実務レベルで協議を進めるとしています。

ポンペイオ長官は「生産的な話し合いができた。やらなければならないことは多いが、今回は新たな進展になった」と述べていて、非核化の進め方をめぐり米朝の立場が異なるなか、今後の実務レベルの協議で打開を図れるのかが焦点になります。

トランプ大統領は7日、ツイッターに「ポンペイ国務長官ピョンヤンでキム委員長と良い会談を行った。シンガポールの首脳会談での合意について進展があった」と投稿しました。

その上で「近い将来、キム委員長と再会することを楽しみにしている」として2回目の米朝首脳会談の実現に期待を示しました。

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北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は7日、首都ピョンヤンを訪れたアメリカのポンペイ国務長官とおよそ3時間半にわたって会談しました。


これについて朝鮮労働党の機関紙、「労働新聞」は8日付けの紙面で、2人が握手する写真を1面に掲載して、会談の内容を伝えました。


この中で、キム委員長は非核化に向け双方が憂慮していることについて詳しく説明し、建設的な意見を交換したとしています。


さらにキム委員長は、2回目の米朝首脳会談の開催について、「全世界の関心事になっている問題を解決し、これまでの会談で提起された目標の達成に向けてかならず大きな進展が成し遂げられるだろう」と述べて意欲を示し、実務レベルの協議を早期に行うことで合意しました。


また、キム委員長は、ポンペイオ長官を見送る際、「じきに2回目の首脳会談に関するすばらしい計画ができ上がるだろうと確信している」と述べたということです。

アメリカのポンペイ国務長官は7日、北朝鮮の首都ピョンヤンキム・ジョンウン委員長と会談し、2回目の米朝首脳会談をできるだけ早く開く方向で一致しました。

会談について、ポンペイオ長官は韓国のソウルで8日午前、NHKなど一部のメディアの取材に応じ、キム委員長に対して拉致問題を改めて提起したことを明らかにしました。

そのうえで、「トランプ大統領とキム委員長の合意には、米朝関係を改善し、北朝鮮と世界との関係を根本的に変えることが含まれている。そのためには、拉致問題を含む多くの課題に取り組む必要があり、キム委員長はそのことを完全に理解していると思う」と述べ、キム委員長が米朝間の問題だけでなく、拉致問題を含むさまざまな課題に取り組む必要があると認識しているという考えを示しました。

また、キム委員長が7日の会談で、プンゲリ(豊渓里)の核実験場にアメリカの調査を受け入れると表明したことについて、ポンペイオ長官は準備ができしだい、専門家を派遣したいという考えを示しました。

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これは7日、北朝鮮を訪問してキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と会談したアメリカのポンペイ国務長官から直接説明を受けた、韓国のムン・ジェイン大統領が、8日の閣議で明らかにしたものです。

この中で、ムン大統領は「今回のポンペイオ長官の訪朝で、2回目の米朝首脳会談を早期に開催できる雰囲気と条件が整った」と述べ、ことし6月以来となるトランプ大統領とキム委員長の会談が、朝鮮半島の非核化などを進展させることに期待を示しました。

そのうえで、ムン大統領はキム委員長のロシア訪問と、中国の習近平国家主席の訪朝も近いうちに行われるという見通しを示しました。

根拠は明らかにしませんでしたが、7日に会談したポンペイオ長官のほか、活発化している南北交流を通じて、北朝鮮側からもたらされた情報などに基づく発言の可能性もあります。

さらに、ムン大統領は日朝首脳会談の可能性にも言及し、「地球上に残った最後の冷戦体制を解体できるよう、アメリカ以外の関係国とも協力していく」として、積極的な外交努力を続ける考えを強調しました。

北朝鮮のチェ・ソニ外務次官は8日午前(日本時間8日午後)、モスクワのロシア外務省を訪れました。

チェ次官は記者団の質問には答えないまま外務省に入っていきましたが、ロシアの通信社などによりますと、モルグロフ外務次官とおよそ2時間にわたって、非核化をめぐる米朝協議や非核化の進め方について意見を交わしたものと見られます。

また、早ければ年内にも実現が見込まれているキム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の初めてのロシア訪問についても協議したものと見られます。

9日には中国も加えた3か国による協議が行われる見通しで、アメリカのトランプ大統領が2回目の米朝首脳会談を近く行いたいという意向を示している中で、北朝鮮としては後ろ盾となっている中ロ両国と足並みをそろえたい思惑がうかがえます。

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アメリカのポンペイ国務長官は7日、北朝鮮ピョンヤンキム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長と会談したあと、8日、北京を訪問し、王毅外相と会談しました。

会談の冒頭、ポンペイオ長官は「米中には根本的な相違がある。朝鮮半島の非核化という両国合同の取り組みで協力を確認したいが、残念なのは中国が米中の戦略対話の中止を選択したことだ」と述べ、今月中旬に予定されていた米中の外交・安全保障対話が、中国側の意向で取りやめになったと批判しました。

これに対して、王外相は「アメリカは絶えず中国との貿易摩擦エスカレートさせると同時に、台湾などの問題で中国の権益を損ない、政策を理由なく非難している。誤った言動を直ちにやめるよう求める」と強く非難しました。

さらに、王外相は「朝鮮半島などをめぐる問題は両国の協力が必要だが、こうした協力のためには、健全で安定した両国関係が必要だ」と述べて、けん制しました。

ポンペイオ長官は今回の訪中で、北朝鮮への制裁を維持するよう求めたと見られますが、米中の貿易などをめぐる対立が、北朝鮮問題に影を落としている現実が浮き彫りとなりました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/06/200230松川るい: 一昨日のペンス副大統領の演説が衝撃でした。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/06/200220北朝鮮と中国の外務次官が米朝首脳会談前に協議)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/05/200220北朝鮮 経済協力の履行求める ピョンヤンで南北の記念行事)