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イギリスのフィナンシャル・タイムズによりますと、香港を拠点に編集の業務にあたっていたビクター・マレット記者が8日、通常180日間の滞在が認められるイギリス人旅行者として香港に入ろうとしたところ拒否されたということです。

マレット記者は先月には、香港政府から就労ビザの更新を認められず、香港を離れていました。

香港の当局は理由を明らかにしていませんが、ことし8月、香港の中国からの独立を主張していた団体の代表を招いて開かれた講演会で、マレット記者が司会を務めていたことから、香港政府が香港の独立の動きを強く警戒する中国の意向を意識して取った措置だと受け止められています。

地元のメディアでつくる香港記者協会は声明を発表し「言論の自由を侵害するもので、香港は自由で開放的な社会なのかという疑念を抱かせ、国際的なイメージに深刻な影響を与える」などと反発を強めています。