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イギリスとEUは離脱交渉で、残る課題となっているアイルランド北アイルランドの国境管理の在り方などをめぐって、今週、双方が大詰めの話し合いを続けていました。

こうした中、イギリスの首相官邸は13日午後、声明を発表し、離脱交渉は実務レベルで合意に達したと発表しました。

そして、14日午後にメイ首相が緊急の閣議を開いて、内容を閣僚に説明するとしています。ただ、メイ首相の離脱交渉の方針については、離脱派、残留派の双方から不満が出ており、地元メディアは13日夜、首相が閣僚を1人ずつ官邸に招いて説得にあたっていると報じています。

離脱までおよそ4か月となり、時間切れへの懸念が高まる中、メイ首相としては閣僚の支持を得て、最終的な合意に向けて交渉を進展させたい考えですが、閣僚全員の支持を得られるかは不透明との報道も出ています。

一方、EUの外交筋によりますと、イギリスを除く27か国は14日午後、緊急の大使級会合を開き、合意案の内容について協議するということで、離脱交渉は一つの山場を迎えています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/13/200312(英首相 EU離脱後はTPP交渉などに力入れる考え)