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映画の監督には創作の権利はあるが
他の人びとの権利を侵害してはいけません

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/27/200154(ブリーフ裁判官「品性」を問われ…)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20150205/1423132592(なお不安に思う王と王妃とに、理をわけて釈尊はこう答えます。「あなた方は、自分より愛しい者は他にない、との結論に達した。それは正しい考え方である。しかし、正しいその考え方を、もしも、あなた方二人だけに限るなら、誤った考え方になるであろう」「なぜなら、あなた方以外の誰にあっても、みなそれぞれに、自分を最高に愛しい者だ、としている事実をよく見すえるがよい。あなた方の領土の住民の誰もが、あなたと同じに自分を最高に愛しい者と思っていることを忘れてはならない。であるから、自分を最高に愛しいと知ったら、いたずらに他を害してはならない」と。)

 「最後の瞬間まで疑いを持つことはありませんでした。統一ロシアとしては支持しなければならない。でも示された論拠は、私を納得させず、賛成できなかった。なぜなら、私を信じる人びとへの裏切りになるからです。私たちの仕事で最も重要なことは、人びとの信頼です

 今年7月、年金改革案に反対投票をしたことをポクロンスカヤさんは、こう振り返った。「統一ロシア」内には規律違反で議員辞職や会派からの除名を求める強硬意見も出た。しかし、改革案への賛成で「統一ロシア」への支持も急降下したことで、彼女が委員長を務める下院議員の収入・資産監視委員会を別の委員会に統合し、ポストを奪うことしかできなかった。世論の動きを正確に読んだ彼女の実質的な勝利である。

 ロシアのクリミア編入については、「私たちの誇り、正義です。クリミアが自動小銃でロシアに戻ったなどといわれますが、これはうそです。国境の向こうから過激なウクライナ民族主義者たちがきました。彼らはファシストの支援者です。ロシア人をすべて滅ぼすというイデオロギーを持っています。このため私たちは自分の土地を守りました」と、絶対に正しいとの立場である。

 ウクライナ正教会によるロシア正教会からの独立問題でも、「ロシア国民とウクライナ国民はいつも一つのものです。分けられません。一緒にキリスト教を受容したのです。私たちを結びつける鎖は信仰です。精神性です。敵はまさに精神性に対して分裂をたくらんでいます。でも人びとには精神、歴史、信仰があります。変えることは不可能です」という。

 さらに、「米国のふるまいがあります。クリミアでは住民の自由な意志表示を無視しました。国連憲章にうたわれた民族自決の権利を実行したのに、なぜ明らかに人びとが白いと言っているものを、黒いと言いくるめようとするのか。米国の目的はロシアによくないことをし、分裂を持ち込むことです。ウクライナでの事態も同じです。こうしたことは、ずいぶん前から試みられてきました」と米国の対ロシア政策に強い不信感を示した。

 一方で、日本には好感を持っている。アニメを通じた日本での人気については、「私との関係がこんなふうにつくられているのは、日本人が自分の祖国を愛し、大変に愛国主義的だからでしょう。私の顔をアニメに描くなかで、人びとはそのことを理解して、気に入っています」。

 日ロ関係では、プーチン大統領が平和条約を今年中に無条件で結ぶ提案をしたことに触れ、「大統領の決定を議論しませんが、国同士がすべてのことで、自分の国家的利益のもとで相互関係を発展、強化し、互いの尊敬のもとに独立して誠実に関係を築く。わが国の指導者たちは、そう志向していると思います」と語った。関係改善にとても意欲的だ。