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イギリスでは、EU=ヨーロッパ連合との間で合意していた離脱協定案の採決をメイ首相が延期したことについて批判が高まり、与党・保守党内で党首として信任するかどうかを問う投票が行われることになりました。

投票は12日の午後6時、日本時間の13日午前3時から行われる予定で、メイ首相が信任されなければ、党首辞任を余儀なくされ、イギリスの首相が交代することになります。

イギリスの与党・保守党内で党首として信任するかどうかを問う投票が、日本時間の13日未明に行われることを受け、メイ首相は日本時間の12日午後6時前、ロンドンの首相官邸前で会見し、「EUからの離脱交渉を進めている今、党首が交代することはこの国にとってリスクとなる」と述べ、党首を辞任する考えはないことを明らかにしました。

イギリスの与党・保守党の規則では、所属する下院議員の15%が、党首に対する不信任の意思を示した場合に、信任するかどうかを問う投票が行われます。

メイ首相は投票で過半数の信任を獲得できなければ、党首辞任を余儀なくされます。

これを受けて保守党では新たな党首を選ぶ選挙が実施されますが、メイ首相が再び立候補することはできず、イギリスの首相が交代することになります。

党首選で複数の立候補者があった場合は、下院議員による投票を繰り返し、最終的に2人に絞り込みます。

このあと最終候補者の2人は、全国を遊説するなど選挙活動を展開し、党員も郵送で投票に参加します。

新しい党首が決まるまで、数週間から長いときは数か月かかると見られEU離脱交渉に深刻な影響がでるのは避けられない見通しです。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/11/200305(英首相 離脱協定案の採決延期表明)