https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


ロシアでことし3月18日に行われる大統領選挙では、通算4期目を目指し、支持率が80%を超えるプーチン大統領に対抗できる政治家がいないことから、再選は確実と見られています。


プーチン大統領が再選されれば、2024年まで大統領を務めることができ、事実上4半世紀近くロシアを率いることになります。


しかし、ロシアの民間の調査機関「レバダ・センター」が先月行った調査では、「投票に行く」と答えた人の割合は58%と、ここ最近の大統領選挙前の調査の中では最も低く、若者を中心に長期政権に対する閉塞感が広がっているためだと見られています。


去年3月、ロシアの野党勢力プーチン政権の汚職疑惑の追及を求めて呼びかけたデモには各地で合わせて1万人以上が参加し、国民の間で汚職への不満が高まっていることがうかがえます。


また、ロシア統計庁によりますと、去年11月末の時点で、ロシアでは、収入から税金などを差し引いたあと手元に残るお金、いわゆる可処分所得がおととしに比べて1.4%低下するなど、経済状況は依然として厳しく、課題は山積しています。