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アメリカ軍によると、シリア東部のデリゾール県で7日、有志連合軍がアサド政権側の武装勢力を攻撃した。アメリカが支援するクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」が攻撃されたためだとしている。


ロイター通信は、アメリカ当局者の話として、武装勢力100人以上が死亡したと伝えている。また、武装勢力は約500人で、油田の確保が目的だった可能性があるとしている。


一方、シリアの国営メディアは「過激派組織『イスラム国』と戦う勢力を攻撃した」として、侵略行為だと伝えている。


アメリカ主導の有志連合は8日、シリアで前日の7日に過激派組織IS=イスラミックステートの掃討作戦のために支援しているクルド人主体の部隊の拠点がアサド政権側の部隊から攻撃を受けたため、有志連合が攻撃を仕掛けた部隊に対し空爆を実施したと発表しました。


これについてアメリカ国防総省のホワイト報道官は8日、アサド政権側の部隊は大隊の規模で火砲などによる攻撃を仕掛けてきたということで、「われわれには自衛権があり政権側との紛争を望んでいるわけではない」と述べて、あくまで自衛のための措置だったと強調しました。


これに対し、アサド政権は国営通信を通じて有志連合の空爆によって多数の死傷者が出たと発表し「侵略行為」だと非難しました。


内戦の情報を集めている人権団体によりますと今回、衝突が起きた付近には油田が広がっているということで、シリア国内でISから奪還した地域をめぐって対立する勢力の間の緊張の高まりが懸念されます。

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