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11年前の2007年、シリア東部で建設中の原子炉と見られる施設が破壊された問題について、イスラエル軍は、21日、当時の戦闘機による空爆の映像を公開し、初めて関与を認めました。


この施設についてアメリカは、北朝鮮の協力で建設されていたとしています。


イスラエル軍は、作戦では、シリア側のレーダーに捕捉されないよう2機の戦闘機が低空飛行で標的に近づいたことなどを明らかにしました。


イスラエル政府は、この問題への関与を認めていませんでしたが、今回方針を転換した背景には、対立するイランに対して、同様の方法での攻撃も辞さない姿勢を示す狙いがあると見られます。


イランをめぐっては、イスラエルの後ろ盾となっているアメリカのトランプ大統領もイランと結んでいる核合意からの離脱を辞さない構えを見せるなど強硬な姿勢を示しています。


一方、イランの最高指導者ハメネイ師は、20日の演説で、「イランに対する脅威は、絶好の機会に変わった」として、イランは、地域での影響力の拡大に成功していると強調し、双方の対立は一段と高まることが懸念されます。

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