【街中の疑問】バブル期に入社した「バブル世代」と就職氷河期に入社した「ロスジェネ世代」。タイプの違う上司の下で働く新入社員に、どう感じているかを聞きました。 https://t.co/Sm3d7RVOkW #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年5月5日
「バブル世代の上司は若手にどんどんチャレンジさせようとしてくれているように感じる。難しい仕事を任せてくれたり。でも、ロスジェネ世代は慎重。感覚で動くよりも“なんで”と突き詰めてくるので、どちらの上司につくかで仕事のスピード感が違うように感じる」(26歳・メーカー)
「ロスジェネ世代の先輩たちは努力していると思うけれど、仕事を楽しそうにやっている感じはしない。バブル世代は社内外のコミュニケーションも含めて仕事を楽しんでいる人が多いと思う。ただ、仕事の能力はロスジェネ世代の方が上に感じる。コミュニケーションだけで乗り切って会社に居座ろうとしているのがバブル世代かな」(27歳・商社)
「食事をおごってくれたり、悩みを聞いてくれたりするのはバブル世代。でも時々うっとうしく感じるし、仕事の相談ならロスジェネ世代の方が的を射た回答をしてくれる」(25歳・不動産)
「バブル世代はロスジェネと比べて、まだ出世が楽な時代。会社が未成熟でポストが空いていたり、運とコネで出世ができたりした時代を生きてきています。一方で会社が成熟してきた時代に入社したロスジェネ世代は、実力も必要だし、旧来の縦社会にこだわる上の世代に合わせる必要もある。つらくても、厳しい就活を経て入った会社の椅子を手放すこともためらいがちで、慎重になるのは当然。今の新人はロスジェネ世代がワンクッションになって上の世代の理不尽を吸収してくれているので、実力だけで勝負できると思います」