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トランプ大統領は18日、ホワイトハウスで開かれた閣議の冒頭で、「私ほどロシアに対して強く出ているアメリカの大統領は、いまだかつていない。プーチン大統領は誰よりもそのことをわかっていて、困っているはずだ」と述べました。


トランプ大統領は、大統領選挙にロシアが関与したとされるいわゆる「ロシア疑惑」をめぐり、当初、プーチン大統領に同調する発言をしましたが、その翌日に修正し、野党だけでなく、与党からも「ロシアに対して弱腰だ」という批判が相次いでいます。


トランプ大統領のロシアに対する一連の言動は、秋の中間選挙にも影響するのではないかという指摘も出ていて、今回の発言は、ロシアに対して強い姿勢で臨んでいることを印象づけたい狙いがあるものと見られます。


トランプ大統領は18日、ホワイトハウスで行われた閣議の冒頭で、記者団から「ロシアはアメリカを標的にしているのか」と質問されたのに対し、首を横に振り「ノー」と述べて否定しました。


アメリカの情報機関は、「ロシアは現在もアメリカの民主主義を弱体化させる試みを続けている」としてロシアの活動を警戒していて、メディアは、トランプ大統領の発言について政府の立場と矛盾する発言だと報じています。


しかしこの3時間後、ホワイトハウスのサンダース報道官は記者会見を開き、「大統領が『ノー』と言ったのは『記者の質問に答えない』という意味だった」と釈明しました。


トランプ大統領は、大統領選挙にロシアが関与したと疑われる、いわゆる「ロシア疑惑」をめぐっても、プーチン大統領に同調した翌日にアメリカの情報機関を支持する形に発言を修正しています。


アメリカ国内では、ロシアをめぐるトランプ大統領の最近の発言が一貫していないという指摘が強まっていて、「ロシア疑惑」をめぐる波紋は続きそうです。


ロシア外務省のザハロワ報道官は18日、先のプーチン大統領アメリカのトランプ大統領との首脳会談に関して、「結果を受けて外交当局に指示が出され、首脳間で確認されたテーマをめぐって作業が始まっている」と述べました。


首脳会談ではシリアやウクライナ情勢といった重要課題で具体的な合意はありませんでしたが、核軍縮や経済協力をめぐる連携は表明され、こうしたテーマで外交当局が具体化に向けた作業を始めたものと見られます。


またワシントンに駐在するロシアのアントノフ大使は18日、トランプ大統領にとっては会談で合意したことに従うことがとても難しくなっているだろうが、私たちはアメリカ側を全力で手助けする」と述べました。


米ロ首脳会談をめぐってアメリカでは、トランプ大統領が大統領選挙へのロシアの関与を否定したプーチン大統領に同調したことに批判が高まり、のちに発言を修正するなど、対応に追われていますが、ロシアとしては、アメリカとの対話を進め関係改善を図りたい考えです。


 トランプ米大統領は17日放送のFOXニュースのインタビューで、北大西洋条約機構NATO)に昨年加盟したモンテネグロについて「なぜ米国が守る必要があるのか」と問われて同感した上で、NATOの集団防衛義務に基づき同国を守れば「第3次大戦につながる」と述べた。


 モンテネグロNATO加盟には、同国と歴史的につながりの深いロシアが強く反発していた。


 トランプ氏はNATOについて「時代遅れ」と批判してきたが、1加盟国への攻撃を全加盟国への攻撃とみて対応するNATO条約5条に関して再び疑問を呈した形だ。NATOと対立するロシアを利する発言と批判する声も出ている。


 トランプ氏はインタビューでモンテネグロは小国だが、非常に強い国民がいる。(もし攻撃された場合)第3次世界大戦だ。だが、そのような仕組みになっている」と説明した。

アメリカ・ディストピアと対決するプーチン: マスコミに載らない海外記事

 トランプが語ったのは、選挙干渉とされるものがあったにせよ、なかったにせよ、コミーとローゼンスタインが認めている通り、まるで効果はなく、二つの核大国が仲よくし、核戦争という結果を招きかねない緊張を避けることほど重要でないのは確実だという事実だ。