トランプ大統領 秋にプーチン大統領招くよう指示 #nhk_news https://t.co/kgi4OpJAMZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月19日
トランプ大統領はプーチン大統領との首脳会談のあとアメリカ大統領選挙にロシアが関与したとされるいわゆる「ロシア疑惑」についてプーチン大統領に同調する発言をしましたが、その翌日に修正してロシアをめぐる発言が一貫していないと批判にさらされています。
トランプ大統領は19日、ツイッターに「ロシアとの首脳会談は大成功だった」と投稿したうえで「テロの防止や核拡散、それに中東和平や北朝鮮などわれわれが話し合った多くのことを実行に移していくために2回目の会談を楽しみにしている」として次回の会談の開催に意欲を示しました。
またホワイトハウスのサンダース報道官はツイッターで、トランプ大統領がプーチン大統領をことし秋にワシントンに招くよう、安全保障政策担当のボルトン大統領補佐官に指示したことを明らかにしました。
トランプ大統領としては、首脳会談が具体的な成果に乏しかったという指摘や、ロシア疑惑をめぐる発言についての批判をかわすためにロシアとの関係改善が進んでいることを強調する狙いがあるものとみられます。
ロシアのプーチン大統領は19日、モスクワで演説し、さきの米ロ首脳会談に関連して「全体的には成功で、実り多い合意も導き出された」と述べ、改めて成果があったという認識を示しました。
その一方で「アメリカには、みずからの野心のためにロシアとの関係を簡単に犠牲にするような勢力がいる」と述べ、トランプ大統領に批判的な勢力が、米ロ関係の改善を阻もうとしていると非難しました。
プーチン大統領としては、トランプ大統領のいわゆる「ロシア疑惑」をめぐる発言に対してアメリカ国内で批判が高まる中、トランプ大統領との個人的な関係をてこにアメリカとの関係改善を進めたい考えです。