米雇用統計 就業者の増加 予想下回る #nhk_news https://t.co/IKs9Sw0axN
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月3日
アメリカ労働省は3日、先月の雇用統計を発表し、農業分野以外の就業者数は前の月と比べて、15万7000人の増加となりました。
これは19万人程度の増加を見込んでいた市場予想を下回りましたが、市場関係者は、大規模な減税などの効果によって消費が好調なことから、雇用の伸びは今後も続くと見ています。
一方、失業率は3.9%と0.1ポイント改善し、低い水準が続いています。
また時給の平均は、前の年の同じ月と比べて2.7%の増加と緩やかな伸びとなっています。
市場では、アメリカ経済の拡大は続くとみて中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、来月の会合で追加の利上げに踏み切るという見方が大勢を占めています。
ただ市場関係者は、貿易摩擦にともなう各国からの報復措置によって企業経営が悪化し、従業員を削減する動きが出ることも懸念されることから、貿易をめぐる対立が長期化するかどうか注視しています。