香港と中国・広州結ぶ高速鉄道 来月23日開通へ #nhk_news https://t.co/EywBk8IplS
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月23日
香港政府は23日、香港の西九龍駅と中国南部・広州の広州南駅を結ぶ高速鉄道が来月23日に開業すると発表しました。
新しい高速鉄道は全長が142キロで、従来の直通列車では2時間ほどかかっていた香港と広州との間が48分と大幅に短縮され、さらに、直接北京までおよそ9時間で結ぶことになります。
この地域では、香港とマカオ、それに中国南部・広東省珠海を結ぶ橋も近く開通する見通しで、香港では、中国南部の地域との結びつきが強まることによる経済的な効果に期待する声が高まっています。
一方で、これまで1国2制度のもとで認められていなかった中国本土への出入りを管理する施設が香港側に設けられ、中国政府の税関や警察が業務にあたることになっていることなどから、香港での中国政府の影響力がさらに強まることへの警戒感が強まっています。