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アメリカで北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表と北朝鮮のチェ・ソニ外務次官は、スウェーデンストックホルム近郊にある施設に3日間にわたって滞在し、双方は21日、相次いで車で会場を出て、それぞれの大使館に入りました。

トランプ政権が来月下旬に2回目の米朝首脳会談を行うと発表して以降、米朝の実務協議の責任者が接触したのは初めてです。

2人はいずれも記者団の質問には答えませんでしたが、非核化の進め方をめぐって協議したものとみられ、具体的な議論を交わすことができたのか注目されます。

またストックホルムにあるアメリカ大使館には21日、外務省の金杉アジア大洋州局長が訪れ、米朝の実務協議の結果を受けてビーガン特別代表と意見を交わしたものとみられます。

アメリカのポンペイ国務長官20日に河野外務大臣や韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相と相次いで電話で会談し、今後の北朝鮮との交渉について意見を交わしたということで、2回目の米朝首脳会談に向けて関係国の動きが活発化しています。

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アメリカのシンクタンク CSIS=戦略国際問題研究所は21日、公表されていない北朝鮮のミサイル基地を特定したとする報告書を発表しました。

それによりますと、この施設は北朝鮮北西部のピョンアン(平安)北道シノリ(新五里)に位置し、中距離弾道ミサイル「ノドン」を運用する部隊の司令部が置かれていて、衛星写真からは、地下施設の入り口や司令部とされる建物が確認できます。

また報告書は、この施設がミサイル開発の拠点になっているとしたうえで、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを地上配備型に改良した「北極星2型」の開発でも重要な役割を果たした可能性があるとしています。

そのうえで報告書は、この施設がアメリカと北朝鮮の協議で査察や廃棄の対象ではないと見られると指摘する一方、「北朝鮮の完全な非核化を進めるためにはこうした基地も申告や査察の対象とし、廃棄される必要がある」と主張しています。