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北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の側近のキム・ヨンチョル副委員長は今月17日から3日間、アメリカを訪問し、トランプ大統領などと面会しました。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は24日朝、キム委員長が23日、キム副委員長から訪米結果の報告を受けたと伝えました。

この中でキム委員長は、トランプ大統領からの書簡を受け取って非常に満足したと伝え、トランプ大統領が2回目の首脳会談に大きな関心を持ち、問題解決のため、強い決断力と意志を明らかにしたことを高く評価した」としています。

そのうえで、トランプ大統領の肯定的な考え方を信じ、忍耐と善意の感情をもって待つ。アメリカとともに到達すべき目標に向かって、1歩1歩進んでいく」と述べて、来月下旬に行われる首脳会談に意欲を示しました。

ただ、米朝協議をめぐっては、北朝鮮が核実験場の閉鎖など非核化に向けた措置を先にとったと主張して経済制裁の緩和などを求めているのに対し、アメリカはさらに具体的な措置が必要だとしていて、双方の立場の隔たりが残ったままとみられ、首脳会談に向けて駆け引きが続きそうです。


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北朝鮮は、キム・ジョンウン委員長の側近で党で国際関係を統括しているリ・スヨン副委員長を団長とする芸術団およそ280人を、24日から中国 北京に派遣しています。

警察が厳重な警備を敷く中列車で駅に到着した一行は、大型バスで市内のホテルへと移動しました。

北朝鮮の芸術団をめぐっては、4年前、北京を訪れた女性の音楽グループ「モランボン楽団」が当日になって公演を中止して帰国し、非核化を求める中国に北朝鮮が反発したためではないかなど、さまざまな臆測を呼びました。

その後、両国の関係は改善していて、今月、中国を訪問したキム委員長は、来月下旬に行われる米朝首脳会談について習近平国家主席と意見を交わすなど、アメリカとの交渉の後ろ盾となる中国との関係を一層強めています。

ことしは中国と北朝鮮が国交を樹立してから70年の節目を迎えたこともあり、前回は中止した公演を成功させることで、友好ムードを演出するねらいがありそうです。