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米朝協議の実務責任者のアメリカのビーガン特別代表と北朝鮮のチェ・ソニ外務次官は、19日から3日間、スウェーデンストックホルム近郊で開かれた国際会議に参加し、この間、2回目の米朝首脳会談について協議したとみられています。

協議を終えたビーガン特別代表は22日、ストックホルムの空港に姿を見せましたが、記者団の質問には答えず帰国の途につきました。

米朝の実務責任者の協議をめぐって、スウェーデン政府は22日、NHKの取材に対し、「国際会議にはアメリカと北朝鮮、そして韓国とスウェーデンが参加した」と明らかにしました。

そのうえで、「信頼醸成や経済発展などについて生産的な協議が行われた」という認識を示しました。

ただ、スウェーデン政府は、米朝だけの協議があったかどうかや、焦点の非核化についてどのようなやり取りがあったのかには言及していません。

現地には外務省の金杉アジア大洋州局長も訪れていましたが、国際会議には参加しておらず、会議後、ビーガン特別代表と意見を交わしたということです。

金杉局長は、北朝鮮には会っていないとしたうえで、米朝協議については「米朝首脳会談が成功するよう日本としてもしっかりサポートしたい」と述べるにとどめました。

ポンペイ国務長官は、スイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会、いわゆる「ダボス会議」に22日、ビデオ会議システムで参加しました。

この中で、ポンペイオ長官は、北朝鮮との協議について「ビーガン特別代表が北朝鮮側の交渉相手と会い、去年6月の米朝首脳会談での合意を実現するための複雑な問題について協議することができた」と述べました。

そのうえで、「スウェーデンでの協議でさらに少し進展があった。やるべきことはまだ多く残っているが、すでによいことが起きている」と述べ、実務責任者どうしによる生産的な協議が行われたという認識を示しました。

また、ポンペイオ長官は、非核化が達成された際の北朝鮮への見返りに関連して「経済成長を実現するためには民間部門による大きな後押しが必要で、それが最終的に北朝鮮の安定につながる」と述べ、民間の資本が大きな役割を果たすという考えを示しました。

アメリカのホワイトハウスは2回目の米朝首脳会談を来月下旬に開くと発表していて、両国の調整が加速しています。

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