混乱広がるベネズエラ プーチン大統領が政権支持の考え伝える #nhk_news https://t.co/XUoBOTcSu1
— NHKニュース (@nhk_news) January 24, 2019
ロシア大統領府によりますと、24日、プーチン大統領がベネズエラのマドゥーロ大統領と電話で会談し、マドゥーロ大統領と対立する国会議長が暫定大統領に就任すると宣言するなどして、混乱が広がるベネズエラ情勢をめぐって意見を交わしたということです。
この中で、プーチン大統領は「外部からの破壊的な介入が、不作法に国際法の規範を犯している」と述べ、国会議長を支持すると表明したアメリカ、トランプ政権を念頭に、外国の介入が混乱を引き起こしていると非難しました。
そして「憲法の枠内で解決策を見いだし、平和的な対話を通じてこの混乱を乗り越えることに賛同する」と述べ、マドゥーロ大統領率いる現政権を支持する方針を伝え、マドゥーロ大統領は謝意を表したということです。
ロシアはクリミア併合やいわゆる「ロシア疑惑」などでアメリカとの対立が続く中、先月、カリブ海に核爆弾の搭載も可能な戦略爆撃機を派遣してベネズエラと共同訓練を行うなど、軍事面でも連携し、同じ反米路線をとるベネズエラを重視する姿勢を強めています。