仏政権への抗議デモ参加者 EU議会選挙で議席獲得目指し活動 #nhk_news https://t.co/w0v7v2mZOm
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月24日
フランスでは去年11月、燃料税の引き上げに対する反発をきっかけに、マクロン大統領に抗議するデモが全国に広がり、マクロン大統領は税の引き上げを断念したほか、生活支援策も打ち出しましたが、先週末も全国で8万4000人がデモに参加するなど反発は収まっていません。
こうした中、デモの参加者の一部が、ことし5月に行われるEUのヨーロッパ議会選挙での議席獲得を目指すとして、29歳から53歳までの10人の候補者をSNSを通じて発表しました。
10人は建設用大型機械の運転手やヘルスワーカーに主婦など、いずれも地方でデモに参加してきた人たちで、政治に国民の声を反映するため、新たな国民投票制度の導入などを訴えています。
マクロン大統領に対する抗議デモは、いっこうに改善しない生活や所得の格差への不満を背景に、SNSを通じて広がりました。しかし、参加者の政治的な思想や党派はさまざまで、ヨーロッパ議会選挙を目指すことについては、あくまで路上での抗議行動にこだわるべきだとか、フランスの選挙に参加するべきだなどと反発する声もあり、今後どこまで支持を広げていくのか注目されます。