米議会に“在韓米軍の撤退禁じる法案” トランプ氏をけん制 #nhk_news https://t.co/C9ReCpWLFJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月30日
トランプ大統領は就任以来、在韓米軍は維持費がかかりすぎるとして撤退する可能性があると発言してきました。
こうした中で、アメリカ議会下院の与野党議員8人が、30日、在韓米軍の撤退を禁じる法案を提出しました。
法案では「韓国や日本との同盟はインド太平洋地域の安定の礎で在韓米軍の撤退は地域の軍事バランスを損ねる可能性がある」としています。
このタイミングで法案が出されたのは、来月の米朝首脳会談でトランプ大統領が北朝鮮から非核化に向けた具体的な措置を引き出すために、在韓米軍の縮小や撤退を取り引きの材料にすることがないようけん制するねらいがあります。
民主党のマリノウスキー下院議員は、記者団に対し「60年以上も戦争を防いできた在韓米軍を放棄することは無謀だ。アメリカ軍が韓国を去らないことを首脳会談の前に確認することが重要だ」と述べました。
ポンペイオ長官 米朝首脳会談「アジアのどこかで行う」 #nhk_news https://t.co/4SSr3iFeq0
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月31日
ポンペイオ国務長官は30日、FOXニュースのインタビューに答え、来月下旬に予定されている2回目の米朝首脳会談について、「アジアのどこかで行う」と述べました。
首脳会談の開催場所をめぐってはベトナムなどが有力視されてきましたが、ポンペイオ長官は具体的な国名については明らかにしませんでした。
さらに、ポンペイオ長官は首脳会談の準備にあたるチームを現地に向かわせていることも明らかにし、「朝鮮半島の非核化だけでなく、北朝鮮の人々の明るい未来に向けたさらなるステップとなるよう、基盤を築くためだ」と述べました。
アメリカのメディアは北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表が来週、南北の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)を訪れ、北朝鮮側と協議を行うと伝えていて、2回目の米朝首脳会談に向け詰めの調整が行われるものとみられます。