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ベトナムの首都ハノイで今月27日と28日に開かれる2回目の米朝首脳会談に向けては、先週、北朝鮮ピョンヤンアメリカのビーガン特別代表と北朝鮮のキム・ヒョクチョル氏が実務協議を行いました。

これに関して、アメリカのポンペイ国務長官は訪問先のポーランドで14日、FOXニュースのインタビューに応じ、北朝鮮と再び実務協議を行うためアメリカのチームを一両日中にアジアに派遣する」と述べました。

ポンペイオ長官は実務協議の詳しい日程や開催場所は明らかにしませんでしたが、先週の協議の説明を受けた韓国政府は来週、アジアの第3国で行われると明らかにしています。

ビーガン特別代表らはまもなくアメリカを出発するものとみられ、首脳会談が迫る中、北朝鮮の非核化について米朝の隔たりを埋められるか注目されます。

整備が進められているのは、ベトナムの首都ハノイの中心部にある国際展示場です。

ベトナム政府から正式な発表はまだありませんが、関係者によりますと、この国際展示場が各国から訪れる報道陣の作業拠点となるメディアセンターになる予定だということです。

15日は、20人ほどの作業員が配線を通すための溝を掘ったり溶接作業を行ったりしていました。

現地の工事責任者によりますと、メディアセンターには各国の報道陣用に270余りのブースや、約900人分のいすや机が設けられ、来週中の完成を目指しているということです。

2回目の米朝首脳会談をめぐっては、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相が、今月12日から14日まで北朝鮮を訪れて、ベトナムでのキム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の警備や、ベトナム指導部との会談などについて調整を進めたものとみられ、ベトナム政府は、会談に向けた準備を加速させています。

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