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 1月22日、安倍首相とロシアのプーチン大統領との会談を報じた各紙には、〈日露、平和条約前進で一致 領土「解決は可能」〉〈平和条約交渉本格化へ〉〈ロシア大統領、2島返還を示唆〉などと期待感を高める見出しが躍った。この妙な足並みのそろいぶりについて国際問題研究家の瀧澤一郎氏が、

「指揮者にタクトを振られているかのような不思議な動きです」

 と、訝しがれば、外務省関係者はこう嘆息する。

「2016年のプーチン訪日時の報道を思い出しました。あの時も、今井尚哉(たかや)秘書官を中心とする官邸からメディアへのリークが目立った。今回も『大きな紙面を用意しておいた方がよい』と、一部報道関係者を事前に煽っていました。交渉が前進したように書かねば官邸との関係が悪化するため、おもねった見出しになるわけです」

「高級紙のコメルサントは『成果がないのに、なぜアベが毎回来るのか分からない。世界には目を向けるべき他の問題がある』と、安倍首相を揶揄。また『領土の合意をエサに、プーチンが安倍首相をもてあそぶ構図だ』と冷静な分析をしている外交アナリストのレポートも出ています」(国際ジャーナリスト)

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