ドイツで開催の安全保障会議 INF全廃条約破棄に懸念相次ぐ #nhk_news https://t.co/0FAbODDld3
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月15日
「ミュンヘン安全保障会議」は、ドイツ南部のミュンヘンで毎年開かれているもので、ことしの会議には、アメリカのペンス副大統領やロシアのラブロフ外相などのほか、日本からは河野外務大臣が出席しています。
初日の会議では、INF=中距離核ミサイルの全廃条約をロシアが順守していないとして、アメリカが条約破棄をロシアに通告したことから、ヨーロッパの核軍縮の要が揺らいでいると懸念する声が相次ぎました。
このうち、イギリスのウィリアムソン国防相は、NATO=北大西洋条約機構の加盟各国に対して、「結束して取り組むことが何よりも重要だ」と呼びかけ、ロシアが条約を順守するよう圧力をかけるべきだという考えを示しました。
また、ドイツのフォンデアライエン国防相は、INF全廃条約を維持できない場合には、軍備の増強を急速に進める中国を含めた、新たな核軍縮の枠組みをつくる努力をすべきだと訴えました。
会議は17日まで開かれ、トランプ政権の発足後、ぎくしゃくしているアメリカとヨーロッパの同盟関係や北朝鮮の問題についても意見が交わされる見通しです。
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“欧州の若きリーダー” オーストリア首相が広島訪問へ #nhk_news https://t.co/J38yttaWTw
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月15日
オーストリアのセバスティアン・クルツ首相(32)は、日本との国交が樹立されてから、ことしで150年になるのを機に、15日に来日して安倍総理大臣と会談し、16日は被爆地・広島を初めて訪れます。
オーストリアは核兵器の開発や保有、使用などを禁止する核兵器禁止条約の採択で主導的な役割を果たしました。
広島訪問を前にNHKのインタビューに答えたクルツ首相は「核廃絶は私自身の目標で、外相だったころからその実現に向けて取り組んできた。今回の訪問は心待ちにしていた機会で、広島の人々と会えることをうれしく思う」と述べました。
そのうえで、アメリカやロシアなどの核保有国や日本など核の傘の下にある国が条約に参加していないことを念頭に、「首相になった以上は、これまでよりもさらにオーストリア政府一丸となって取り組んでいく。核のない世界の実現に向けて、被爆地とともに努力していきたい」と述べて、まずは条約の発効に向けて、各国に働きかけていく考えを強調しました。