EU大統領「離脱延期が合理的」 英首相「先送りにすぎぬ」 #nhk_news https://t.co/sxXDrPlMEB
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月25日
EUのトゥスク大統領とユンケル委員長はアラブ連盟との首脳会議が開かれていたエジプトでイギリスのメイ首相と相次いで会談し、離脱問題について意見を交わしました。
トゥスク大統領は25日、記者会見で「離脱の延期は合理的な解決策だ」と述べ、離脱の期日が来月29日に迫る中、「合意なき離脱」の事態となることを避けるため、いったん延期することが現実的な選択肢だという考えを示しました。
これに対しメイ首相は「離脱を延期しても議会で解決策が見つかるわけではなく、判断を先送りするにすぎない。来月29日の離脱は可能で、そこに向けて力を注ぎたい」と述べ、延期はせず予定どおりの日程で離脱を目指す考えを改めて強調しました。
メイ首相は26日に議会で離脱協議の進捗(しんちょく)状況について報告する予定ですが、離脱の延期を求める声が議会でも広がる中、EUとの離脱協議を続ける方針に支持をつなぎ止めていけるのか厳しい局面が続いています。