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ジュネーブの国連ヨーロッパ本部では、日本など各国が核軍縮などについて話し合う「軍縮会議」の閣僚級会合が25日から開かれています。

27日の会合では、ベトナムハノイで行われているアメリカのトランプ大統領北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長による2回目の首脳会談への期待の声が相次ぎました。

このうちミャンマーの代表は、「核問題の解決には平和的なアプローチが最もふさわしい。会談が意義あるものになり、朝鮮半島の非核化につながり、平和と安定に貢献することを願う」と述べました。

また、ルーマニアの代表は、「非核化に向けた平和的な解決のための外交を歓迎する。北朝鮮には完全で、検証可能で不可逆的な非核化に向けた具体的なステップを求め続ける」と述べました。

このほか、ブルガリアの代表も、「2回目の会談の開催を前向きにとらえている。朝鮮半島の非核化に向けて建設的で実りある努力を期待する」と述べ、会談の具体的な成果に期待を示しました。

軍縮会議」にはアメリカと北朝鮮の代表の姿もありましたが、双方が米朝首脳会談について触れることはありませんでした。

27日夜始まった2回目の米朝首脳会談は、28日の日本時間午前11時からアメリカのトランプ大統領北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による通訳だけを交えた1対1の会談が再び行われます。

その後、閣僚や側近らが加わった拡大会合や昼食会も予定されていて一連の会談で、北朝鮮が非核化に向けてどのような措置を取り、アメリカがそれに対する見返りを与えるのかどうかについて突っ込んだ議論が行われる見通しです。

北朝鮮の非核化をめぐっては、1回目の首脳会談の後、アメリカが北朝鮮が求めていた朝鮮戦争終戦宣言と引き換えに、北朝鮮にすべての核兵器と核施設のリストを提示する「申告」を迫ったのに対して、北朝鮮が拒み、こう着状態が続いてきました。

しかし、ことしに入ってからアメリカ側は柔軟とも受け取れる姿勢を見せています。
さらに、トランプ大統領は「非核化は急いでいない」とか「核実験やミサイル実験が行われなければいい」などと交渉のハードルを下げているようにも見られる発言を続けていて、トランプ大統領が安易な妥協をするのではないかと懸念する指摘も出ています。

両首脳は、28日合意文書に署名し発表する予定で、合意内容が非核化の進展につながるのかどうかが焦点となっています。

アメリカのトランプ大統領は27日夜、北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との首脳会談の初日の日程を終えたあとツイッターベトナムハノイで、キム委員長と行った会談と夕食会はすばらしいものだった。あす、協議を続けることを楽しみにしている!」と書き込み、2日目の会談の成功に期待を示しました。

ホワイトハウスアメリカのトランプ大統領北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の夕食会でのメニューを明らかにしました。

それによりますと前菜はアボカドやレモンなどを添えたエビのカクテルです。メインディッシュは牛肉のサーロインステーキに西洋なしとキムチを添えたものです。デザートは溶かしたチョコレートを中に詰めたケーキとバニラアイスで干し柿やはちみつを使った伝統的な飲み物も合わせて提供されたということです。

アメリカのトランプ大統領北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長は、27日夜、ベトナムの首都ハノイで2回目の首脳会談の初日の日程に臨み、1対1の会談のあと側近を交えて夕食をともにしました。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は28日朝、27日夜の会談について初めて触れ、「対決と反目の悪循環を終わらせ平和と繁栄の時代に応じようとする両首脳の努力と決断によって歴史的な2回目の首脳会談が始まった」と伝えました。

また会談の冒頭に、両首脳が固い握手を交わしたことやキム委員長の「不信と誤解、敵対的な古い慣行がわれわれの進む道を遮ろうとしたが、わたしたちはそれらを克服し、再び向かい合うため、ハノイまで歩んできた」という発言を紹介しました。

さらに、会談では「虚心たん懐で率直な対話が行われた」とし、夕食会でも「会談の成功を祈る全世界の関心と期待に即して包括的で画期的な結果を導き出すための真摯で深い意見を交わした」と伝えました。

トランプ大統領キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による2日目の首脳会談は、ベトナムの首都ハノイのホテルで、午前9時前、日本時間の28日午前11時前から行われ通訳だけを交えた1対1の会談に続いて側近を交えた拡大会合が開かれました。

拡大会合では、キム委員長が、記者からの「非核化をするのか」という質問に対して、「そのような意志がなければここに来なかっただろう」と述べ、非核化の意志を改めて示しましたが、具体的な措置を準備しているのかという質問には、「その話をしている」と述べるにとどまりました。

また、「両国に連絡事務所を設けるのか」という質問に対してトランプ大統領が「双方にとっていいアイデアだと思う」と述べたのに対し、キム委員長も「たぶん歓迎してもよいことだと思う」と応じ、米朝双方が互いに連絡事務所を設置する案に前向きな考えを示しました。

両首脳は、このあと、昼食を共にし、日本時間の午後4時過ぎから今回の首脳会談の結果を踏まえた合意文書に署名する予定です。

北朝鮮の非核化をめぐっては、1回目の首脳会談の後、アメリカが、北朝鮮にすべての核兵器と核施設のリストを提示する「申告」を迫ったのに対して、北朝鮮が応じず、こう着状態が続いてきただけに、今回の首脳会談で非核化が進展するのか注目されます。

トランプ大統領は、側近たちも交えての拡大会合で「朝鮮戦争終戦に関する何らかの政治的な声明を出すのか」と記者から質問されたのに対し、直接は答えず、「最終的には北朝鮮にとってよい取り引きができるだろう。ただ、それは1日や、1度の会合で達成できるものではない」と述べました。

2回目の米朝首脳会談のさなかキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が外国の記者の問いかけに応じる場面がありました。キム委員長が外国メディアの質問に答えるのは極めて異例です。

キム委員長が通訳を介して記者とやりとした内容です。

(記者)
「キム委員長、非核化に向けて準備は整っていますか?」
(キム委員長)
「そのような意志がなければここに来なかっただろう」
(記者)
ピョンヤンアメリカの連絡事務所を設置しますか?」
(キム委員長)
「歓迎してもよいことだと思う」
「もう少し時間をもらいたい。この会談は1分も時間を無駄にできない」

2日目の米朝首脳会談で両首脳にそれぞれの側近を加えた拡大会合で、アメリカ側は、ポンペイ国務長官、マルバニー首席補佐官代行、ボルトン大統領補佐官が同席しています。

北朝鮮側は、首脳会談の開催に向けてアメリカを訪れるなどして調整を担ってきたキム・ヨンチョル副委員長と、長年、アメリカとの交渉を担っているリ・ヨンホ外相が同席しています。

北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長は、アメリカのトランプ大統領と2日目の首脳会談にのぞみ、日本時間の午後3時25分ごろ、予定より1時間余り早く、専用車に乗って、会談が行われていたベトナムの首都ハノイのホテルを出発しました。

キム委員長は、日本時間の午後3時半ごろ、予定より1時間余り早く、宿泊先のホテルに到着しました。

当初の予定では、会談のあと昼食をともにし、合意文書に署名することになっていましたがホワイトハウスは予定に変更があったとしています。

アメリカのトランプ大統領北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との首脳会談の拡大会合のあと、当初の予定よりおよそ1時間20分早く、宿泊先のホテルに戻りました。

予定では会談のあと昼食をともにすることになっていましたが、急きょ、変更されました。宿舎のホテルでは当初の予定から2時間、前倒しして、日本時間の午後4時前から記者会見が行われる予定です。

トランプ大統領キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による首脳会談は27日に続いて28日もベトナムの首都ハノイのホテルで行われました。

会談は和やかな雰囲気で進んでいましたが、昼前から行われた拡大会合のあと、ホワイトハウスは予定が急きょ変更されたと発表し、当初予定されていた合意文書の署名式も見送られました。

そしてホワイトハウスのサンダース報道官は日本時間の28日午後3時半すぎ、声明を出し、非核化の進め方をめぐって合意に至らなかったことを明らかにしました。

この後、トランプ大統領は記者会見し、「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、われわれはそれには応じられなかった」と述べ、北朝鮮が制裁の完全な解除を要求してきたことを明らかにしました。

またトランプ大統領はキム委員長がニョンビョンの核施設については廃棄する意思を示したものの、アメリカとしてはニョンビョンの施設に加えて、ウラン濃縮施設を含むほかの核施設の廃棄を要求し、折り合えなかったことを明らかにしました。

一方で、トランプ大統領は「キム・ジョンウン委員長との関係は良好だ」と強調し、引き続き、交渉を進めていきたいという考えを示しました。

アメリカと北朝鮮は去年の首脳会談のあと、非核化の進め方をめぐって意見が対立し、こう着状態が続いたことから、双方は首脳会談で事態の打開を図りましたが、両者の大きな隔たりが改めて鮮明となりました。

ベトナムの首都ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談の結果について、北朝鮮は、これまでのところ反応を示していません。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは28日午後5時からの放送でも、27日行われたキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とトランプ大統領の会談初日の様子を伝えるにとどまっています。

米朝首脳会談で非核化などで合意に至らなかったことについて中国外務省の陸慷報道官は28日の記者会見で「朝鮮半島の問題解決は簡単に成功することはない」としたうえで、「双方は誠意を示して互いに歩み寄り、対話と協議を通じた問題解決を堅持していく必要がある」と強調しました。

そのうえで、「双方は対話を続けて互いの懸念に配慮し、アメリカと北朝鮮だけでなく、世界が望む前向きな成果を達成することを望む」と述べ、アメリカと北朝鮮が対話を継続し、問題解決に取り組むことに期待を示しました。

また今後の中国の役割について陸報道官は「中国は引き続き和解を促し、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築を同時に進めていくことや、双方が互いに歩み寄ることを提起していく」と述べて、双方の対話を促すため、積極的な役割を果たしていく考えを示しました。

アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談のあと、会見で、
北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、われわれはそれには応じられなかった。今回は会談の席を立たなければならなかった。制裁は今後も維持する」と述べました。

また、トランプ大統領「彼らは制裁を解除してほしかったが、われわれはそれをできなかった。彼らはニョンビョン(寧辺)の施設を解体する用意があると表明したが、彼らはその前に制裁を完全に解除することを求めた。お互いに隔たりがあった」と述べて、合意に至らなかった状況を説明しました。

トランプ大統領北朝鮮のニョンビョンにある核施設について「とても大きな施設だが、それ以外にも非核化を進める必要がある」と述べ、このほかの核関連施設についても北朝鮮は廃棄しなければならないと述べました。

北朝鮮の核関連施設への査察を今後実施できるのかと質問されたのに対し、トランプ大統領「簡単にできる。われわれは査察をするだろう。査察が実施されればうまくいくだろう」と述べました。

トランプ大統領は、北朝鮮への経済制裁について北朝鮮には、すでに強い制裁が科せられていて、今後強化するかどうかについては、発言を控えたい。北朝鮮にはすばらしい人がたくさん住んでいて、彼らにも、生活がある。キム委員長のことをよく知るようになって、私の考え方は変わった」と述べ、今後、制裁を強化するかどうか、明言を避けました。

また、「昨夜、キム委員長は核実験とミサイル実験は今後も行わないと約束した」と述べました。

トランプ大統領「きょう合意文書に署名することはできたし、紙まで用意していた。しかし、最終的には署名を見送った」と述べました。

また、合意に至らなかった経緯について説明し、「日本と韓国とよい関係を築いているのでそれを崩すことはできない」と述べ、「このあと韓国のムン・ジェイン文在寅)大統領と安倍総理大臣に電話をする」と話しました。

2日間にわたるキム委員長との首脳会談について説明すると見られます。

また、「次回の首脳会談について約束はしていない」と述べました。

アメリカのポンペイ国務長官は、トランプ大統領とともに記者会見にのぞみ、「この2日間の首脳会談でさらなる進歩があった。しかし、不幸なことに、われわれはキム委員長に対して、もっと踏み込む準備があるかと質問したが、キム委員長はその準備ができていなかった。今後については、楽観視している」と述べました。

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北朝鮮に拉致された被害者の家族らが、活動方針を話し合う会議を開き、全員の早期帰国が実現するなら、被害者から秘密を聞き出し日朝国交正常化の妨げになるような活動はしないとした、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長へのメッセージを初めてまとめました。これまでにない踏み込んだメッセージを発信することで、北朝鮮側の懸念を取り除き、キム委員長の決断を促すねらいがあります。

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北朝鮮 漂着木造船の船員保護で日本に異例の謝意

一番有効なのは、文政権の北朝鮮への融和策が国連制裁破りと結びついていると国際社会に訴えることかもしれない。