The President signed an executive order suspending Russia's compliance with the INF Treaty
— President of Russia (@KremlinRussia_E) 2019年3月4日
ロシア INF全廃条約の履行停止命じる大統領令署名 #nhk_news https://t.co/uWB4JlU8p9
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月4日
ロシア大統領府は4日、プーチン大統領がINF全廃条約の履行停止を命じる大統領令に署名し、近くアメリカ側に通告すると発表しました。
条約をめぐって、アメリカはロシアの新型巡航ミサイル「9M729」の射程が500キロを超え、条約違反にあたると断定し、先月ロシア側に条約の破棄を正式に通告しました。
これに対して、ロシアはこのミサイルの射程は500キロ以下で、条約に違反しないと反論したうえで、アメリカの迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」には、巡航ミサイルを発射する能力があり、アメリカこそ条約違反だと指摘し、双方の主張は平行線をたどってきました。
こうした中で、プーチン大統領が条約の履行停止を命じる大統領令に署名し、アメリカに譲歩しない強硬な姿勢を貫いたことで、条約は半年の猶予期間を経て、ことし8月に失効する可能性が一層高まっています。