パキスタン インド部隊自爆攻撃の過激派取り締まり 44人拘束 #nhk_news https://t.co/NayrM7b398
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月5日
インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で、先月、パキスタンのイスラム過激派組織の自爆攻撃でインドの治安部隊40人が死亡したのをきっかけに、両国の軍事行動がエスカレートし、パキスタン軍がインド軍の戦闘機を撃墜するなど緊張が続いています。
パキスタン政府は、5日、自爆攻撃の犯行声明を出したイスラム過激派組織「ジェイシュ・ムハンマド」の幹部ら44人を拘束したと発表しました。また、関係の悪化に伴って召還していたインド駐在の大使を、インドに帰任させることも明らかにしました。
パキスタン政府は、拘束したインド軍戦闘機のパイロットを今月1日に解放していて、緊張の緩和に向けた措置を相次いで打ち出しています。その一方で、パキスタン軍は5日、領海に近づいてきたインド海軍の潜水艦と対じし、侵入を阻止したと発表しました。
これに対し、インド軍は依然、臨戦態勢を維持し、カシミール地方を中心に部隊を増強していて、先月26日の空爆に続いてパキスタン側のイスラム過激派の拠点を再び攻撃する構えを崩しておらず、緊張緩和に向かうのか予断を許さない状況です。