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SNSの「ウィーチャット」やスマートフォンを使った決済サービスなどを手がける中国のIT大手、テンセントは21日、去年1年間の決算を発表しました。

それによりますと、売り上げは3127億人民元(日本円でおよそ5兆2000億円)と、前の年より32%増えました。
また最終的な利益は日本円で1兆3000億円余りと、こちらも前の年を10%上回り、増収増益となりました。

ウィーチャットの利用者数の増加に伴い、オンライン広告の収入が40%以上増え、業績を押し上げました。

一方で、主力のゲーム事業では中国当局が新しいゲームの審査を一時、凍結するなど規制を強化したことなどから、パソコンのオンラインゲームで8%の減収となりました。

中国ではアメリカとの貿易摩擦を背景に景気が減速していますが、会見で馬化騰CEO=最高経営責任者は「新たに始まる5Gでインターネットサービスそのものが大きく変化することになる」と述べて期待を示しました。

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