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2016年まで2期10年にわたって国連のトップを務めたパン・ギムン前事務総長は、26日、ソウルで講演しました。

この中で、パン氏は、先月物別れに終わった2回目の米朝首脳会談について「北としては、保有している核を放棄するのではなく凍結する線でアメリカと妥結しようとした」と指摘したうえで、トランプ大統領が、小出しに見返りを求める北の戦術を容認しないことを明確にしたのは、今後好ましい方向に作用するだろう」と述べました。

また、パン氏は、北朝鮮が今回の結果にかなり戸惑っており、当面は強硬な姿勢を堅持する可能性が高いという見方を示し、米韓同盟の重要性を強調しました。

そのうえで、パン氏は、韓国政府の対北朝鮮政策について「北と独自に何かしようとするのではなく、制裁のための国際協調にもっとしっかり加わるべきだ。現状では、本格的な経済協力は不可能だ」として、ムン・ジェイン政権に対し、南北の融和に前のめりになるのではなく、長期的な観点から、制裁の維持で国際社会と足並みをそろえるよう注文をつけました。

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