英首相 EUに離脱期限の再延長求める考え #nhk_news https://t.co/F84xTLWiIY
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月2日
イギリスのメイ首相は2日、12日の期限を目前に、こう着状態を打開できないEU離脱について、7時間に及ぶ閣議で協議しました。
このあと、メイ首相は声明を読み上げ、今のままではEUとまとめた離脱の合意案が議会で承認されないおそれがあることを認め、EUに再び期限の延長を求める考えを示しました。
そのうえで、メイ首相の離脱方針に反対してきた最大野党の労働党に対して、議会の承認を得られる案を一緒に模索するよう呼びかけました。
メイ首相の呼びかけに労働党のコービン党首は「首相の歩み寄りを歓迎する。来週、『合意なき離脱』に陥ることを避けるため、責任を果たしたい」と述べ、協議に応じる考えを示しました。
ただ、メイ首相の離脱方針と労働党の方針には大きな隔たりがあり、協議がまとまるか不安の声も出ています。
メイ首相は、協議が失敗に終わった場合には、議会に複数の選択肢を示し、賛成多数を集めた案を採用する考えも示しました。
メイ首相は、離脱の期限を延長したうえで、一連の作業を5月22日までに終えたい考えですが、EUの加盟国が再び延期を認めるかどうか不透明な情勢です。
「労働者階級の両親を含めて大半の人々は離脱派で、ウェストミンスター(英議会)を嫌っています。親切で貧しく低学歴で不健康です。国民投票で勝利したことに感激していて、せっかく成し遂げたことが議会の都合でねじ曲げられてしまうのではないかと心配しています」https://t.co/VZXJxNE6up
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2019年4月2日