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不動産大手の「三井不動産」が日本橋に建設した地上26階・地下3階建ての複合ビルには、地下部分に東京ガスと共同で都市ガスを燃料とした大規模な発電設備が設けられています。

発電設備からこのビルで使う電力だけでなく、日本橋三越本店武田薬品工業の本社など、近くにあるおよそ20のビルに電力を供給します。
災害などで大規模な停電が発生した際にも、この地区の停電を防ぐ効果が期待されています。

ビルの中に作られた発電設備から一体的に再開発した地区に電力を供給するケースはこれまでにもありましたが、三井不動産によりますと、すでにある別のビルに電力を供給する仕組みは全国でも例がないということです。

三井不動産の菰田正信社長は「今後も都心の重要拠点に展開して、未曽有の大震災にも負けない強じんさを備えたまちづくりをしていきたい」と述べ、同じような機能を備えたビルを東京 豊洲などでも手がけることにしています。