ロシア有力紙 記者解雇で同僚10人以上が抗議の辞意 #nhk_news https://t.co/XdgXsZguLe
— NHKニュース (@nhk_news) May 21, 2019
ロシアの有力紙「コメルサント」では、ことし4月、マトビエンコ上院議長が交代する見通しだとする記事が掲載されました。
この記事を書いたサフロノフ記者によりますと、このほど記事に携わったもう1人の記者とともに解雇を言い渡され、辞職したということです。
これを受けて、政治部の同僚の記者11人は新聞社のオーナーで財閥のウスマノフ氏が、記事の内容に不満を持つとされる上院議長の意をくんで圧力をかけたためだなどとして20日、SNS上で辞意を表明し、抗議しました。
これに対して「コメルサント」の編集長は、21日、サフロノフ記者らの解雇について「ジャーナリスト活動の基準に反する行為があったためだ」として、圧力ではないと説明しました。
ロシア国内では、プーチン政権がメディアの報道に対する監視やインターネットへの規制を強めており、こうした中で起きた今回の事態についてロシアのジャーナリストたちで作る連盟は「言論の自由を侵害するものだ」と懸念を表明しています。