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ソマリアの首都モガディシオにある大統領府近くの検問所で22日、兵士たちが通過する車両の検査を行っていたところ、近づいてきた車が突然爆発しました。

現地からの映像では、爆発によって白い煙が上がり、車が原形をとどめないほど激しく壊れているのが確認できます。

検問所の近くには政府高官らを乗せた車列があり、爆発に巻き込まれて、かつて外相も務めた大統領顧問ら9人が死亡したほか、けが人も出ているもようです。

この爆発について、ソマリアを拠点にしているイスラム過激派組織アッシャバーブが、犯行声明を出しました。

国際テロ組織アルカイダともつながるアッシャバーブに対しては、アメリカ軍が空爆を行うなど掃討作戦が続けられていますが、アッシャバーブは今も一定の勢力を維持して政府への攻撃を繰り返していて、ソマリアは不安定な治安状況から抜け出せずにいます。

リビアでは、8年前に民主化運動「アラブの春」でカダフィ政権が崩壊したあと、国が分裂した状態が続いていて、東部の軍事組織を率いるハフタル氏が、先月初めから西部の暫定政府のある首都トリポリを攻略しようと軍事作戦に乗り出しています。

これまでに市民を含む510人が死亡し、戦況がこう着する中、ハフタル氏は22日、リビア情勢に関与してきたフランスを訪れ、マクロン大統領と会談しました。

この中で、マクロン大統領が、停戦とともに統一政府の発足を目指した政治的対話に戻るよう求めたのに対し、ハフタル氏は、当面は停戦に応じない考えを示したということです。

ハフタル氏は、西部の暫定政府は民兵組織に侵食されているとして、自身が停戦などの交渉をすべき相手ではないと説明したということです。

リビア情勢をめぐっては、国連のサラメ特使が21日、ニューヨークで開かれた安全保障理事会の会合で「リビアは永続的な国家分裂状態につながりかねない内戦に陥る瀬戸際にある」と報告しています。

ハフタル氏が当面は停戦に応じない考えを示したことで、リビアが本格的な内戦に陥るのではないかという懸念が強まっています。

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